3200×1800表示のIGZO液晶搭載! 14型Ultrabook「LIFEBOOK UH90/M(カスタムメイドモデル WU1/M)」 (2/6)
2013年12月19日 13時00分更新
LIFEBOOK WU1/Mは何が変ったのか?
LIFEBOOK WU1/Mでは、新たにOSとしてWindows 8.1を搭載した点と、メモリー容量が前モデルの4/8GBから6/10GBへと大幅に増加した点だ。バッテリー駆動時間も向上し、前モデルの最大約11.1時間(Core i5-4200U)から、LIFEBOOK WU1/Mでは約12.1時間(Core i5-4200U)と1時間長くなった。
本体形状については、シンプルでありながら質感や剛性を感じさせるデザインを踏襲している。側面のアルミの削り出しによるシャープなエッジ、堅牢感もそのままだ。この、「所有する喜び」を感じさせるデザインは踏襲し続けてほしい。
用意されている本体カラーはスパークリングブラックとサテンレッドの2種類。今回試用したのはサテンレッドのモデルで、光沢を抑えた赤いボディがとても鮮烈だ。富士通の“赤”は印象的な色合いで、白・黒・シルバーのような無彩色同様に人気があるというのもうなずける(関連記事)。
LIFEBOOK WU1/Mのフットプリントは約幅329.9×奥行き229.9mmで、A4サイズよりもふた回りほど大きく感じる。高さは最薄部で9.2mm、最厚部で15.5mm。Ultrabookとしては標準的な厚さのように思えるが、14型であることを考えるとかなり薄い。さらに、わずかに丸みを帯びながらもエッジが強調されたデザインとなっていることで、カタログスペックの数値よりもスリムな印象を受ける。重量は約1.39kgで、室内での移動であれば、持ち運びはたいして苦にならないだろう。
キーボードは86キー構成の日本語配列で、キーとキーが離れたアイソレーション(飛び石)タイプ。キーピッチは幅約19mmと十分なサイズが確保されているが、キーストロークが約1mmと浅い。キートップがわずかに凹形状になっている「球面シリンドリカルキートップ」により、キーに指を置いた時に自然にフィットした状態になる。
実際に試したところ、押下圧が低く軽いタッチでも入力できることもあり、長時間使っても疲れを感じにくかった。ボディーカラーにマッチする色をキートップ側面に配色し、キートップが浮いて見える「サイドカラードキー」となっているため、各キーのアウトラインを認識しやすく打ち間違いも少なくなるはずだ。
ポインティングデバイスにはフラットポイントが採用されている。サイズは実測で幅約110×高さ71mmとかなり大型だ。複数の指によるダイナミックな操作が可能で、キー入力時に誤動作することもなかった。
パームレストの右側には、富士通のノートではおなじみの指紋認証センサーが配置されている。パスワード入力なしでWebサイトにログインできるので、お手軽な上にセキュリテ面でも安心だ。