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EV販売台数増に追い風は吹くか

2013年11月19日 07時00分更新

文● 寺田祐子(Terada Yuko)/アスキークラウド編集部

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日産自動車

日産自動車が来年度、日本市場に投入する「e-NV200」

 自動車メーカーによる電気自動車の値下げ競争が始まった。三菱自動車工業は14日、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」の値下げを発表。2グレードあるうちの廉価車種の新価格は、これまでより約19万円安い245万9100円。2013年度クリーンエネルギー自動車等導入促進費補助金を適用すれば約172万円だ。

 日産自動車の「リーフ」も今年3月、全車種を28万円値下げし、300万円を切るモデルも登場している(価格は2013年度クリーンエネルギー自動車等導入促進費補助金適用前)。来年度には乗商兼用ミニバン「NV200」のEV版「e-NV200」を日本市場に投入する予定だ。ただ、リーフの国内累計販売台数(9月末現在)はわずか3万台で、日産と仏ルノーが発表した2020年度までのEV目標販売台数 150万台には遠く及ばない。国内でEVを買おうとしても、現状はアイ・ミーブとリーフ以外に、本田技研工業の「フィットEV」しか選択肢がない。今後ラインアップの充実と、一層の低価格化がなければ、達成は到底無理といえる。

 EVの普及には充電設備の整備も課題だ。政府は充電設備整備のために総額1005億円の補助金交付を決定 。2016年12月末までに交付し、10万基の設置を目指すとしているが、車体の値下げや充電設備拡充といった「追い風」 をどこまで生かしてEVの販売台数を伸ばせるか。今後の注目ポイントと言えそうだ。


お詫びと訂正:記事初出時、リーフの国内累計販売台数(9月末現在)を8万3000台と記載しておりましたが、この台数はグローバルでの累計で、国内累計販売台数は3万台でした。お詫びして訂正いたします。(2013年12月3日)

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