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電気自動車はスマホ決済で買う!?

2013年08月29日 07時01分更新

文● 腰 裕人(Hiroto Koshi)/アスキークラウド編集部

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モバイル決済システム「Coiney」を提供するコイニーが、テクノロジーおよびデザインに優れたプロダクトがCoineyで買えるストアイベント「Coiney X Store」を開催。出展企業の一社である電気自動車の米テスラモーターズがCoineyを採用した理由は「フットワークの軽さ」だ。

 モバイル決済システム「Coiney」を提供するコイニーが、東京代官山にあるDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYでストアイベント「Coiney X Store」を開催している。

 開催期間は8月31日までで、「テクノロジー×デザイン」をコンセプトに、米テスラモーターズの電気自動車やツナグデザインの電動バイク「zecOO」など、国内外の優れたデザイン性を持つプロダクトが集結した。

 スマホ決済業者がこの手のリアルなイベントを開催するのは珍しい。なぜ、このようなイベントを開催したのだろうか。コイニーの佐俣奈緒子代表取締役社長は「車やバイクなどが全部Coineyで買える新しいショッピング体験を提供する」ことが目的と語る。

会場にあったCoiney支払い対応を示す案内板。

 また、電気自動車のような「高額なものもカードで買えるということ」もメッセージとしている。スマホ決済と聞くと少額決済をイメージする人も多いと思うが、実は、Coineyの決済額は1回あたり1万円以上と比較的、高めだ。

 ちなみに、会場で販売されていたテスラの電気自動車「モデルS」は予約金のみの決済で50万円、上位モデルの「モデルS シグネチャー」では350万円もする。そんなにも高額になると手が出ないと思いきや、佐俣社長いわく、イベントを開催してすぐにモデルS シグネチャーが売れたそうだ。

電気自動車「モデルS シグネチャー」は展示物の中でも存在感が際立っていた。

「試乗したその場でスマホ決済できれば、お客さまが銀行に振り込みに行く手間を省けます」と語ってくれたのは、テスラの広報・土肥亜津子さん。しかし、なぜテスラはSquareでも、PayPal Hereでも、楽天スマートペイでもなくCoineyを選んだのだろうか。土肥さんは「決済サービス自体の甲乙はつけがたい」と話す。例えば、手数料は今やどこも似たようなもので、3.25%か3.24%とほとんど変わらないのが現状だ。

 そんなテスラのCoiney導入の決め手となったのは、コイニーのフットワークの軽さだ。当初、Coineyには決済が発生したタイミングで特定の関係者に通知する機能がなかったが、テスラが要望を出したところ、すぐにメールアラートの機能を追加してくれたという。コイニーのベンチャー企業ならではの臨機応変・迅速な対応を評価したテスラは、今後も試乗会などでCoineyを使っての決済を続けていく予定だ。

 これまでもサードパーティーの開発者向けにCoineyの決済機能のオープン化を表明したり、複数ユーザーでCoineyが利用できる「ユーザー管理」機能を提供してきたコイニー。手数料の安さや導入の容易さが注目されがちなスマホ決済サービスだが、決済周りの環境改善を柔軟にソリューションとして提供できるかどうかもこれからの競争の鍵になりそうだ。

テスラの他にも3Dプリンタ「CUBE」や電動コミュニーター「Yike Bike」、精密コマなどユニークなものが販売されていた。

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