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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第61回

「LG G2」「Xperia Z1」「Note 3」冬の最強スマホを比較!

2013年11月05日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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謎の端子はUSB3.0対応!?
GALAXY Note 3

 GALAXY Note 3は画面こそ大きいものの、タブレットや5型スマホを見慣れていると、もはや画面サイズに驚くようなことはなく、すんなり受け入れられる。片手操作はともかく、片手で持つだけなら本体の大きさも気にならない。また、他の2機種と違い、ハード型ホームボタンを正面に搭載。メニューと戻るボタンはタッチキーだ。

 GALAXY Noteシリーズと言えばスラスラ書けるSペン。本機も下部に収納している。その下部にはmicroUSB端子の隣に小さな端子がある。実はこれはUSB 3.0対応の新型のmicroUSBコネクターなのだが、従来のmicroUSBケーブルももちろん利用できる。

 上部にはイヤホンジャックとワンセグアンテナ。リアカバーは革っぽいデザイン(革製ではない)で手帳カバー風の触り心地。外すとバッテリーの交換が可能で、microSD、SIMのスロットがある。

今や少数派のハードキー付き。サイドの金属調フレームも特徴的

Sペンは下部から引き抜く。特徴的なmicroUSB端子はUSB3.0タイプ。本体上部にワンセグアンテナが。ちなみにドコモ版のみNOTTV対応

背面は手帳風。縫い目もあくまでデザイン。バッテリー交換可能なスマホは気がつけばGALAXYシリーズくらいになってしまった

一括購入価格は3機種とも高いものの
MNPで2年間利用するならドコモG2は総計8万円台

 料金比較も今回から若干項目を追加した。価格比較は各社のオンラインショップを参考にしているが、ガラケー(フィーチャーフォン)からの機種変更時の価格と、MNPでの価格を含めた。auについては2年契約前提の「誰でも割」加入の場合を想定している。

 またキャリアもしくはオンラインショップで、多くの人に適用される割引やキャッシュバックのキャンペーンについては、トータルコストに反映させているが、学生だけ、年齢制限のある割引、キャンペーン、新規契約や機種変更、MNPの手数料は含んでいない。

  ドコモ「G2」 ドコモ「Xperia Z1」 au「GALAXY Note 3」
新規契約
(一括/実質)
7万6440円
/2万8560円
8万9040円
/3万3600円
7万5600円
/1万1760円
スマホから機種変
(一括/実質)
7万6440円
/3万8640円
8万9040円
/4万3680円
7万5600円
/2万4780円
ガラケーから機種変
(一括/実質)
7万6440円
/2万8560円
8万9040円
/3万3600円
7万5600円
/2万4780円
MNP
(一括/実質)
7万6440円
/0円
8万9040円
/0円
7万5600円
/1万1760円
ISP spモード spモード LTE NET
315円 315円 315円
基本使用料 タイプXi にねん タイプXi にねん LTEプラン
780円 780円 980円
通話料 21円/30秒 21円/30秒 21円/30秒
パケット定額 Xiパケ・ホーダイ ライト Xiパケ・ホーダイ ライト LTEフラット
4935円 4935円 5985円
主なキャンペーン 機種変更で「はじめてスマホ割」(実質価格に反映) 機種変更で「はじめてスマホ割」(実質価格に反映) auにかえる割
-1万80円 -1万80円 -月980円(最大2年間)
ドコモへスイッチ割 ドコモへスイッチ割 GALAXY Note 3デビューキャンペーン
-1万140円 -1万140円 -2万1000円
/-1万500円
他社からのりかえキャッシュバックキャンペーン(+GS L-01F) 他社からのりかえキャッシュバックキャンペーン  
-4万円 -2万円  
2年間トータルコスト 8万4500円(MNP)~ 10万4500円(MNP)~ 14万1960円(MNP)~

 その結果、ドコモの2機種が8~10万円台となりauのGALAXY Note 3に差をつけた。勝因は主に3点あり、MNPの月々サポートの割引が大きく、実質価格が0円であること。パケット定額の通信量制限が3GBと小さいが、定額料が安いXiパケ・ホーダイ ライトに加入できること。オンラインショップで12月1日までMNP向けにキャッシュバックキャンペーンが行われている点だ。特にLG G2は大きなキャッシュバックが用意されている。

 auもMNPユーザーは割引が強化されていて、合計4万4520円の割引が受けられるのだが、MNPの実質価格、基本使用料、パケット定額がちょっとずつ高い。その代わりパケット定額の通信量上限は7GBのプランだ。

 また対応するFTTH/CATVサービスと組み合わせることで利用できる、「auスマートバリュー」に入っていれば、さらに最大3万5520円の割引が発生し、トータルコストが10万円台になるので、かなり差が縮まる。

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