2.ディスプレー解像度が約5.5倍に進化!
開いてみてまず目を奪われるのが美しいディスプレー。Yoga 13は1366×768ドットと、特に解像度が高い機種ではなかった。Yoga 2 Proは3200×1800ドットの13.3型ディスプレーを採用。ppiにして276と、超高密度だ。(ちなみに、MacBook Pro 13のRetinaモデルは227ppi)13.3型としては最高級の解像度をほこる。写真や細かなフォントの明瞭感は、高解像度ディスプレーならではだ。「もう普通のディスプレーには戻れない!」と思ってしまうはず。表面ガラスにはゴリラガラスを採用。傷耐性も高い。
また、ディスプレー部のWindows ロゴボタンが静電タッチ式に変更された点にも注目したい。軽く触れるだけで「デスクトップ」と「スタート画面」を行き来できるだけでなく、デザイン的にも洗練された印象だ。
3.キーボード&ボタンの見直しで操作性が進化!
デザインの見直し、ディスプレーの改善だけではない。各ボタンの配置も見直されている。前モデルは右側面にACアダプター用端子、USB端子、音量調節ボタン、回転ロックボタン、2in1カードリーダー、左側面にHDMI端子、USB端子、3.5mmミニジャック、前面に電源ボタンという配置だった。
Yoga 2 Proは右側面に電源ボタン、回転ロックボタン、音量調節ボタン、3.5mmミニジャック、左側面にACアダプター用端子、USB端子、ミニHDMI端子×、2in1カードリーダーを搭載。ボタン類が右側面に集約され、位置が分かりやすくなったのだ。さらにキーボードも進化。バックライトを搭載し、暗部での入力もスムースにできるようになっている。
スペックはCPUがCore i7 4500U(1.80GHz)、8GB メモリー、256G SSD。プリインストールOSはWindows 8.1(64bit)。最大バッテリー駆動時間は公称で約8時間だ。価格はオープンで、店頭予想価格は18万9800円となっている。また、Microsoft Office Home and Business 2013が標準で付属する。
二世代目となって細かな部分に磨きがかかったYoga 2 Pro。コンバーチブルタイプのUltrabookを探しているなら、間違いなくおすすめだ。
