レノボ・ジャパンは2月25日、二軸ヒンジで自由な角度に液晶ディスプレーを回転できる「Yoga」シリーズの新モデルを発表した。CES 2014で全世界に公開した製品。既発売の「Yoga 2 Pro」の姉妹機という位置づけで、低価格化した。13.3型液晶パネル採用の「Yoga 2 13」と11.6型の「Yoga 2 11」の2製品がある。価格はオープンプライス。
Yoga 2 Proとはパネル解像度、CPU、ストレージなど、基本スペックが異なるほか、SSHD(ハイブリッドHDD)搭載の関係で厚みが増している。フルフラットではなく手前が薄く、奥が厚い楔形のデザインはYoga 2 Proから継承。
Yoga 2 13はCore i5-4200Uを採用。8GBメモリー、500GB HD+16GBのSSD搭載のSSHD、1920×1080ドットのタッチ対応ディスプレーなどを搭載。本体の厚さは17.3mm、重量は1.66kgとなる。カラーリングはクレメンタインオレンジに加え、Yoga 2 Proよりは若干明るいライトシルバーも選べる。バッテリー駆動時間は公称約9.5時間。
USB 2.0、USB 3.0端子、Micro HDMI出力、SDカードスロット、Microsoft Office Home and Business 2013などを搭載する点はYoga 2 Proと同様。店頭での販売価格は14万円弱となる見込み。
一方、Yoga 2 11は、Baytrail-MコアのPentium N3520を採用。4GBメモリー、500GB HDD+16GB SSDのSSHD、1366×768ドットのタッチ対応ディスプレーなどを搭載する。本体の厚さは17.2mm、重量1.30kg。公称のバッテリー駆動時間は約8.0時間。カラーリングやインターフェース、本体カラーなどは上位機種に準ずる。店頭での販売価格は10万5000円弱となる見込み。
