スマートフォンと連携して動画や音楽を楽しめる、Google製のスティック型端末「Chromecast」がアキバに登場。Jan-gle秋葉原本店と同3号店で販売中だ。価格は6500円。
本製品はGoogleが新型「Nexus 7」と同時に発表した、HDMI直差しタイプのスティック型端末。似たような形をしたAndroid端末なら珍しくはないが、本製品の魅力はスマートフォンやタブレットとの連携機能だ。
具体的には、スマホなどで再生しているYouTubeやGoogle Play Musicなどのコンテンツを、画面上のChromecastボタンをタップするだけでそのままテレビに出力できるというもの。シークバーを含め丸ごと同期できるため、スマホで見ている続きをテレビの大画面で楽しむ、といったことを簡単に実現してくれる。
また、ウェブブラウザーのChromeにも対応し、閲覧中のウェブページもテレビへ出力できる。これがあればスマートフォンとテレビの距離感も随分変わってくるだろう。
ここまでならかなり興味をそそられる話だが、販売するJan-gleでは「動作に必要なChromecastアプリは国内アカウントからではダウンロードできない」と説明しており、実用には難ありだ。海外で活用できる人向けになるのかもしれない。
対応するサービスは、YouTube、NETFLIX(アメリカのストリーミングサービス)、Google Playなど。