第1回では、デタッチャブルタイプのUltrabookである「dynabook V713」の素養についてチェックしてきた。今回はイラストレーションや漫画制作に耐えるかのチェックをしていこう。
「dynabook V713」のスペックは、Core i5-3339Y(1.5GHz)、メモリ4GB(増設不可)、SSD 128GB(店頭モデル)もしくはSSD 256GB(直販モデル)。メモリがやや不安であるが、イラストレーションや漫画制作でも1ページのデータならばあまり問題がないといったところ。逆に、Photoshopで紙出力前提のデータをレタッチするには非力。CPUについてはHaswell採用もあって動作は十分に軽く、特に店頭モデルではストレージがネックになるが、このあたりはNASや外付けHDDを活用したり、SDカードスロットを利用してSDカードにデータを保存したりしよう。またクラウドストレージの存在も考えると、SSD 128GBはあまり気にしなくてよい。
「dynabook V713/W1J」の主な仕様 | |
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CPU | Core i5-3339Y(1.50GHz) |
メモリー | 4GB(DDR3 1600) |
チップセット | インテル HM76 Express |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4000(CPUに内蔵) |
ディスプレイ | 1920×1080ドット IPS液晶、静電容量式タッチパネル |
ストレージ | SSD 256GB |
バッテリー駆動時間 | 約7時間 |
OS | Windows 8 64bit |
サイズ/重量 | 幅299×奥行き220.5×高さ19.9mm/約1.47kg |
直販価格 | 15万8800円 |
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