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Core i7&256GB SSDの東芝ダイレクトモデルをレビュー

色調整済み液晶が美しい13型 東芝「dynabook V632」

2013年04月05日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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 東芝の新しいUltrabook「dynabook V632」が誕生した。尖った角が1つもない、柔らかなフォルムを採用した薄型・軽量のUltrabookだ。ビジネスに活躍できる力のある製品だが、プライベートな時間にも持ち運んで使いたい美しさを持っている。薄型モデルにありがちな、基本性能や堅牢性、インターフェースなどを犠牲にした作りではない。持ってうれしい、使って楽しいマシンなのだ。

 家電量販店などで販売されるdynabook V632の店頭モデルでは、CPUにCore i5を採用しているが、東芝の直販サイト「東芝ダイレクト」ではWeb直販モデルとして、よりハイスペックな構成のマシンが入手できる。今回は、このWeb限定モデル「dynabook V632/W2THS(PV6322THNCSW)」を試用している。

「dynabook V632」

堅牢性もばっちりの滑らかなボディ

 Ultrabookといえば薄くて軽いというのが基本だが、その中でも「dynabook V632」はかなり頑張っているマシンといえるだろう。本体サイズは約幅316.0×奥行き207.0×高さ7.6-17.9mmで、重量は約1.21kg。非常に軽量で、毎日ビジネスバッグに入れて持ち歩くという使い方が現実的なマシンだ。

トップカバーはプレス成形で薄さと堅牢性を両立させている

 本体を閉じた状態で横から見ると、ヒンジ側から開口側に向けた楔型になっている。トップカバー側はもちろん、底面側も非常に滑らかな作りになっており、バッグへの出し入れでひっかかることもない。

 薄型マシンの場合、心配になるのが剛性だ。中には極端に華奢で持ち歩くのが不安になるようなものもあるが、このマシンの場合は比較的しっかりしている。軽いマシンなので閉じた状態で角のあたりをつまむようにして水平に持ち上げることもできるが、このときに全体がゆがむような感覚はない。

 「dynabook V632」のボディ素材はマグネシウム合金を採用。トップカバーはプレス加工にすることで、薄型でありながら十分な強度を持たせている。さらに底面から側面までを一続きの部品で作るバスタブ構造や、フレームとボディを一体化させたフレームレスキーボード、ねじれに強いハニカムリブ構造を採用することで高い堅牢性を実現している。そして、この堅牢性のための作りが美しさにもつながっている。部品の継ぎ目となる凹凸がほとんどなく、触れている手も心地よい。

もっとも厚いヒンジ側でも厚さは17.9mm

最薄部は7.6mmの薄さだ

(次ページ、「1台ずつ調整された美しいディスプレーと充実のインターフェース」に続く)


 

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