乗り換え完了! 従来PCより消費電力がわずかに減少
配線が済んだら電源オン。大きな間違いがなければすぐに起動する。
起動を確認したら、Windows 8をサクっと導入。軽い軽いと言われるWindows 8でさえ、高いクロックで処理性能の高いCPUのほうがさらに動作が軽快に感じる。
そして、Haswellだけに省電力性を期待したいところ。早速ワットチェッカーで測ってみたが、従来のSandyBridgeであるCore i5-2400Sと比べて、同じアイドル時で24Wから22Wに減少した程度となった。
期待ほど減ってないのは残念だが、前のCPUが2.5GHz駆動であったことなどを考えれば、クロックがアップして減少しているのだから、よしとしよう。アイドル時という低い消費電力時の比較となるため、電源によっても差がある。今使っている「80PLUS BRONZE」(電源の変換効率を示す認証プログラムのランク)の電源をもっといいもの、例えば最近では一般的になった「80PLUS GOLD」に交換すると、もっと差が開くのかもしれない。
捨てるものを極力減らす3万円台でのアップグレード
こうして、Haswellへのアップグレードが3万台で完了した。今回は2世代前のSandyBridge世代からの更新となったが、DDR3のメモリーを使った世代であれば、ほぼCPUとマザーの入れ替えだけでHaswellへグレードアップが可能だろう。
今や金銭面でほとんどメリットがないと言われる自作PCだが、パーツの流用などによっては安く仕上げることも可能だ。
また、新しいPCの運び入れや古いPCの処分というわずらわしさからも開放される。今回、不要となってどこかに旅立つのはマザーとCPUだけとなる。
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