夏のボーナスシーズンということで、「何か買いたい」と思う一方、「そんなに大盤振る舞いはできない」という人も多いことだろう。
本特集では3万円台で買える今イチオシの製品を紹介する。おススメするのは、デジカメ、AV、PC関連の各分野で、ASCII.jpにおいて執筆を手掛けるライター陣。
第一回目となる今回はデジカメにスポットを当てる! ミラーレス、デジタル一眼レフ、コンパクトデジタルカメラのジャンルから1機種ずつ選び、次々ページ以降でレビューを掲載している。なお、本特集における価格表示は最安値ベースとなっている。
3万円台で買いたいミラーレスは「NEX-3N」!
今一番新機種リリースのスパンが短いミラーレス機はお買い得デジカメの宝庫ともいえる。
1年経たずに新機種が多く投入され、同一メーカー内でも複数のラインナップが揃っているのでとにかく数が多い。数が多いほど価格競争が起きやすく低価格化が進むので発売してそれほど経っていないのに一気に価格が下がる機種も多い。
もちろん、人気の機種だと中々下がらず、あまり人気の無い機種が安くなっているのだが、しっかり探せば人気機種でも安い機種があり、また不人気機種でも性能的に十分で安く購入できるなら買う価値のある機種もあるだろう。
人気のミラーレスの中で今回ピックアップしたのはソニーの「NEX-3N」。今年の3月に発売されたばかりのシリーズ最新機種でありながらも、パワーズームレンズ付きで約3万7000円で購入可能だ。
このほかの3万円台で購入できるミラーレス機で気になるのは、キヤノン「EOS M」が標準ズーム付きで約3万8000円前後、パナソニック「LUMIX G5 電動ズームキット」が約3万7000円。「Nikon1 S1 標準ズームキット」が約3万7000円となっている。
EOS Mは2012年9月発売。新機種は出ていないので現行機種だ。発売当時はAFスピードに不満の声があったが、ファームウェアアップデートでシ ングルAFだけだがスピードアップした。
また待ちに待った交換レンズも発売が決まり、今後が楽しみになってきた。発売当時と比較して価格が半額以下に落ちているので結構お買い得だ。
LUMIX G5はミラーレス機ながらもEVFを標準装備して一眼レフスタイルでの撮影が行なえる少しハイエンド志向の強いデジカメ。もちろん、初めてのデジカメに選んでもまったく問題はなく長く使える機種だ。2013年6月に「G6」が発売され型落ちになってしまったが十分な性能を持っている。
Nikon1 S1は2013年2月に発売されたばかりの現行機種。撮像素子が1型とコンデジに近いがレンズ交換ができる立派なミラーレス機だ。
撮像素子サイズが小さい分、本体サイズが小さく、コンデジ感覚で撮影できるがローパスフィルターレスにより高精細で他者のミラーレス機に負けない高画質で撮れるデジカメだ。

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