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GIGABYTE「GV-N770OC-2GD」

GIGABYTEの本気を見た! 新型GPUクーラーに大注目

2013年07月19日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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TDP450W対応は伊達じゃない!!
「WINDFORCE 3X 450W」の実力を試す

 一新された秀逸な作りの「WINDFORCE 3X 450W」クーラー。TDP450W対応の冷却性能はどのくらいなのか、GTX 770のリファレンスカードと比べてみよう。

 テストには「3DMark」を使用。「Fire Strike」の「Extreme」設定(解像度1920×1080ドット)を60分間ループさせた際のGPUコア温度とファン回転数、騒音値を計測した。各数値はバラック状態のPC環境で測定しており、騒音値はCPUファンを停止させた状態で測っている。なお、システム全体の消費電力も計測を行なっている。オーバークロックでどのくらい消費電力がアップしているのか参考にしてもらいたい。

GPU温度(単位:℃) ←better
ファン回転数(単位:rpm) ←better
騒音値 (暗騒音:32.5dB/単位:dBA) ←better

 まずは安定したゲーミングに重要なGPUコア温度だが、さすが新型&TDP450W対応と納得できる数値をマーク。3DMarkを60分間ループさせた高負荷状態でも最大75度と、冷却性能に余裕を残した温度になっており、TDP 250WのGeForce GTX TITANと同じGPUクーラーを備えるリファレンスカードからは、7度も低い温度だ。

 「GV-N770OC-2GD」の実測ブーストクロックは1267.3MHzと、リファレンスカードより約118MHz高いことも踏まえると、「WINDFORCE 3X 450W」クーラーの冷却性能は、かなり高いと断言できる。この点はアイドル時の温度にも現れており、リファレンスカードより3度低下した33度になっている。

 なお、3DMark実行中のGV-N770OC-2GDのブーストクロックは、GPU負荷が低くなるタイミング以外は1267.3MHzで超安定。温度はわずかに上下しているが、70度前半を維持していたのもポイントだ。

ハードウェアモニターツールの「HWiNFO64」で、コアクロック(左)とGPU温度(右)をグラフ化。1267.3MHzの高ブーストクロックで安定動作している

 さすがに騒音値の差は大きくないが、3連ファンながら「WINDFORCE 3X 450W」クーラーは、ファンが1基のリファレンスカードよりも静かなのも驚きだ。「WINDFORCE 3X 450W」クーラーのファンは、高負荷時2580rpmの高回転だが、バラック状態でも耳障りな風切り音や回転時の高周波は余り気にならなかった。

消費電力(単位:W) ←better

 消費電力はアイドル、高負荷時ともに「GV-N770OC-2GD」のほうが高く、高負荷時は17Wの差が出ている。この差は2基多いファンの分もあるが、ブーストクロック1267.3MHz動作の影響だろう。ちなみに高負荷時のGPUコア電圧は、ともに1.2Vまで昇圧されていた。

プラス数千円でも
WINDFORCE 3X 450W採用モデルが
ベストバイ

 乱気流を抑えて効率良いエアフローを実現する進化した「Triangle Coolテクノロジー」や「Inclined」、「Composite Heat Pipe」などの技術が見事に融合した「WINDFORCE 3X 450W」クーラー。高い冷却性能による高オーバークロック動作の実現やゲーミングの安定動作。そしてゲームの邪魔にならない静かな動作音と魅力満載の「WINDFORCE 3X 450W」クーラー採用モデルは、買って後悔しない1品といえるだろう。

 なお、「WINDFORCE 3X 450W」クーラー採用モデルは、今回試したGTX 770搭載の「GV-N770OC-2GD」以外にも、GTX TITANを搭載する「GV-NTITANOC-6GD-B」(クーラーはユーザー自身が交換)や「GeForce GTX 780」の「GV-N780OC-3GD」が発売済み。また、GeForce 700シリーズ初のミドルGPUになるGTX 760搭載モデルの「WINDFORCE 3X 450W」クーラー版も、近々登場する予定になっているので要注目だ。

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【機材協力】

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