一新したヒートシンク&ヒートパイプで
冷却効果を大幅アップ!!
続いて冷却に重要なヒートシンク部を見ていこう。「WINDFORCE 3X 450W」のヒートシンク&ヒートパイプは、従来モデルから一新。冷却効果を高めるGIGABYTEの独自構造ヒートシンク「Triangle Coolテクノロジー」も進化している。
ヒートシンク部に金属を三角形状で充填し、熱伝導率を高めるという「Triangle Coolテクノロジー」を採用するのは同じだが、新型モデルは三角構造部が大幅に大型化しており、GPUコアの熱をより効率良くフィンへ伝えることが可能になっている。
また、「WINDFORCE」クーラーのもうひとつの特徴である複数ファンでも乱気流を抑え、ヒートシンクへの風の流れを整える「Inclined」技術も採用。「WINDFORCE 3X 450W」のヒートシンクは15度ほど傾けて設計され、Inclinedファンと合わさってエアフローを向上させる仕組みになっている。
ヒートパイプはZalmanの技術を採用!!
熱の輸送効率をアップする「Composite Heat Pipe」
さらに熱を伝えるヒートパイプも変更され、ヒートパイプ内にもう1本パイプを通したような構造の「Composite Heat Pipe」が採用されている。
この技術は、Zalman製CPUクーラーにも使われており、従来構造のヒートパイプよりも高い熱輸送効率を備えている。また、従来モデルでは3本だったヒートパイプは6本に増加している。
VRM部も同時に冷却できるよう銅製受熱ベースが取り付けられているなど、スキのないGPUクーラーに仕上がっており、見た目からでも、その高い冷却性能がうかがえる。
※:ビデオカードを分解するとメーカーの保証を受けられなくなります。分解することで発生する不都合について、編集部では一切責任を負いません。