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斬新なコンセプトの夏モデルを展示

今年のエイサーを敢えて表現するなら“本気”だ

2013年06月19日 11時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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左から日本エイサーのボブ・セン社長、Acer本社CMOのマイケル・バーキン氏、AVPのジョセフィン・タン氏、日本エイサーの西山隆康プロダクトマネージャー

 日本エイサーは18日、特徴的なギミックを備えた15.6型ノート「Aspire R7」を含む、夏モデル6シリーズを発表した。COMPUTEX Taipeiなどでも公開した、斬新なコンセプトが光る製品が並んでいる。

 同日都内で実施した発表会では、代表取締役社長のボブ・セン氏が登壇。「あえて言うなら“本気”がテーマ」と、近年なかった意欲作が並ぶ点を強調した。

 本社CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)のマイケル・バーキン氏は、デバイスから顧客の経験を重視して製品を開発した点を強調。テクノロジーをカルチャーにまで昇華させた“プログレッシブ・デザイン”(進歩的なデザイン)を採用した製品を投入できている点に自信を見せた。

左のスライドでは画面サイズとユーザーの利用方法の関係を提示。コンピューティングが自宅の机や職場だけでなくあらゆる場所で行われていることを示している。今回国内で発表された製品を含め、タブレット3機種、ノート5機種、液晶一体型1機種のラインアップが形成される

 また、同じく本社プロダクト・マーケティング担当のAVP(アソシエイト・バイス・プレジデント)のジョセフィン・タン氏は、27インチのクラスの液晶一体型からスマートフォンまで、Acerが多彩なラインアップを持つ点を紹介。画面サイズによって様々な使われ方がなされている点を示した。

 その中で強調したのがTouchへの取り組みだ。PCはTouchとTypeという2種類の入力形態がある。例えばAcerは昨秋発売したUltrabook「Aspire S7」でデュアル・トルク・ヒンジと呼ばれる機構を採用し、天板を110度以上開いた状態で一度ヒンジが固定され、指でタッチしても液晶が倒れたり、ぐらつかないよう配慮している。

 こういった使われ方を意識しつつPCのデザインを再定義したのが「Aspire R7」だという。独自のイーゼルヒンジは同氏が“Just feels more Human”(より人間の感覚に近い)と話すように、独自の試みを入れた製品だ。

 また発表会では着脱式のUltrabook「Aspire P3」、片手で持てる8インチクラスのWindows 8タブレット「Iconia W3」なども紹介された。

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