
海外でも3月発表、4月末に発売されたばかりの今年のAndroidスマートフォン最大の目玉端末「GALAXY S 4」が、ドコモから早くもリリースだ。発売も来週5月23日である。
GALAXY Sシリーズで最大の特徴である有機ELディスプレーはさらに進化。5型サイズでフルHD(1080×1920ドット)の解像度を実現している。バッテリーも2600mAhとさらに大容量かつ交換可能と便利さを維持しながら、8mmという薄型デザインが魅力的。
CPUは、3G版や韓国版で用意されているオクタコア(8コア)モデルではなく、クアッドコア(4コア)のSnapdragon APQ8064を採用するが、夏スマホでは最速の1.9GHz動作で性能には不満は無いだろう。OSも現時点で最新のAndroid 4.2に加え、内蔵メモリーは2GB。無線LANは2.4/5GHz対応で、IEEE802.11acにも対応する。
国内ユーザー向け機能にもしっかり対応し、おサイフケータイ/ワンセグに対応(赤外線通信でのアドレス帳コピーには非対応)。またNOTTVの視聴も可能である。今回発表された夏スマホ9機種中では唯一の防水非対応は残念な点だが、7.9mmの薄さ、5型で約132gの軽量さ、交換可能な大容量バッテリーとの釣り合いで判断したい。
カラバリはグローバルモデルでも用意されているBlack Mist、White Frostに、Blue Arcticが追加されている(Blue Arcticのみ発売が6月)。
「GALAXY S 4 SC-04E」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 5型有機EL |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約70×137×8mm |
重量 | 約134g |
CPU | Snapdragon APQ8064T 1.9GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.2 |
Xi | ○(下り100Mbps) |
Xi対応周波数 | 2GHz/1.5GHz/800MHz |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大10台) |
カメラ画素数 | リア:約1320万画素CMOS/イン:約210万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2600mAh |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
NOTTV | ○ |
赤外線 | × |
防水/防塵 | ×/× |
Qi | × |
miniUIM | ○ |
連続待受時間(3G/LTE) | 約410時間/約360時間 |
連続通話時間(3G) | 約720分 |
カラバリ | Black Mist/White Frost /Blue Arctic |
発売時期 | 5月23日 |

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