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AMDのCPU&GPUに8GBメモリー! PS4のスペックチェック

2013年02月21日 20時24分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ニューヨークで開催された「PlayStation Meeting 2013」において、ついに発表された次世代ゲーム機「PlayStation 4」(以下:PS4)。価格はまだ不明だが、年末には発売される予定だ。今回お披露目された内容は、PS4の基本設計と明らかにされた新たな機能。そして多彩なギミックが搭載されたコントローラーとPS4専用カメラ「PlayStation4 Eye」など。

「PlayStation 4」のロゴはこちらになる。本体デザインはまだ未公開だ

8コアのCPUに8GBメモリー
RadeonベースのGPUを搭載

 PS4のスペックは、システムアーキテクチャーは処理性能、速度、開発のしやすさが特長。PS4には専用に開発された8コアのx86-64アーキテクチャーCPUとRadeonベースのAMD製GPUが搭載。その機能はグラフィック機能やそれ以外の数値演算にも割り当てられる。

 インターフェースに関しては、USB 3.0ポートやHDMI端子などが搭載されることがアナウンスされているが、USBポートがいくつ搭載されるかといった細かい部分はまだ未公開になっている。

PS4でのゲームプレイは常時保存
すぐさまプレイ動画をアップロードが可能

 PS4では、ゲームプレイは常時保存されているという。PS4専用コントローラーである「DUALSHOCK4(デュアルショック4)」に備えられた「Shareボタン」を押すことで、直前の数分間のゲームプレイをFacebookなどに動画やスクリーンショットの形でコメントを付けてアップロードすることも可能だという。また、動画はUstreamをなどを通じて実況することもできる。さらに、視聴者は配信者にキャラクターの体力を回復させるアイテムと提供したりといった形でゲームに参加することも可能にするとのこと。

PS VitaやスマホからPS4のゲームをプレイ可能に

 リモートプレイに関しての機能も強化されている。同社の携帯ゲーム機「PlayStation Vita」(以下:PS Vita)から、Wi-Fi経由でPS4にアクセスしてプレイできる。同社はこの機能をPS4のシステムレベルでサポートすることにより、ほぼすべてのPS4のゲームをPS Vitaでプレイできるようになる。

Wi-Fi経由でPS4のゲームがPS Vitaでも楽しめるようになる

 スマートフォンやタブレットに関しては、専用アプリケーション「PlayStation App」を提供。それぞれの端末にインストールすることで、PS4のセカンドスクリーンとして利用できるようになるという。そのほか、スマートフォンからPS4のゲームを購入し、PS4にゲームをダウンロードさせておくことも可能になるそうだ。高容量化が進み、高速通信環境でもゲームのダウンロードに時間がかかってきているので大変ありがたい機能と言える。

スタンバイモード以外にサスペンドモードを追加
ダウンロード途中でもゲームはプレイ可能に

 従来までのスタンバイモードのほかに、PS4を節電状態(スリープ)で待機させる「サスペンドモード」が追加された。そのほか、従来までのスタンバイ状態でもゲームのダウンロードやアップデートが可能になった。さらに、ダウンロードしているゲームは、分割して配信されるので、すべてのデータをダウンロードする前からプレイを始められる。

L2/R2ボタンがまた改良
新たに「SHAREボタン」ボタンが搭載

 PS4専用となるワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK4」は、既存のコントローラーと比べて大きな改良が施された。まず目に付くのは、前面中央に搭載されたタッチパッドだ。そのほか、本体上側には3色のLEDを配置したライトバーを設置。ゲームのシーンに合わせてライトバーの色が変化するといったゲーム情報が確認できるようになっている。

さまざまな機能が追加され生まれ変わったコントローラー「DUALSHOCK4」

 上部画像を見て分かる通り、DUALSHOCK4からは「スタートボタン」と「セレクトボタン」が省略されている。これらの機能は、新たに搭載された「OPTIONS(オプション)ボタン」に集約された。さらに、Ustreamなどでゲーム中継やFacebookなどに動画やスクリーンショットをアップロードできる「SHARE(シェア)ボタン」が十字キー右上に配置された。DUALSHOCK4の充電は、PS4がスタンバイ状態の時や専用の充電器を利用して充電できるほか、モバイルバッテリーから充電することも可能だ。

 また、スピーカーとステレオヘッドホン/マイク端子も新たに搭載された。スピーカーからはゲームの効果音を再生できるようになる。PS4本体に同梱される予定のモノラルヘッドセットと組み合わせることで、ゲームの効果音はコントローラーから、フレンドとのチャットはヘッドセットを利用することが可能だという。

新たに追加された周辺機器
「PlayStation4 Eye」

 新たにPS4用に開発された専用カメラ「PlayStation4 Eye」も発表された。対角視野角85度の広角レンズが2つ搭載することで、空間の奥行きを検出できるのが特徴。プレイヤーの映像のみを背景から切り取る、あるいはPlayStation4 Eyeの前でプレイしている2人のプレイヤーの前後関係を把握することなど可能になるそうだ。4つのマイクを搭載したことで、音源の方向を検出することも可能だという。

PS4用のカメラ「PlayStation4 Eye」。PS4の発売後は体感ゲームも増えてくるだろう

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