ニコンから、ミラーレス一眼カメラ「Nikon 1 J3」と「Nikon 1 S1」が発表された。どちらも2月発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は、J3が7万円前後、S1が5万5000円前後。
Nikon 1 J3はNikon 1 J2の後継にあたる機種で、撮像素子が有効1015万画素から1425万画素に向上。感度設定も従来はISO 100~3200までだったのがISO 100~6400まで設定できるようになった。
さらにAF追従連写も従来は秒間10コマだったが、新機種では秒間15コマとなり高速化が図られている。
Nikon 1 S1は新ラインナップで、J3の下のクラスの入門機という位置づけになる(従来はJシリーズが入門機だったが、Sシリーズの登場でミドルクラスとなる)。
撮像素子は有効1011万画素だが、ISO感度は100~6400まで設定可能。AF追従連写も秒間15コマとJ3と同等だ。
両機種とも同社デジカメ用の無線LANアダプター「WU-1b」に対応。スマートフォンなどでライブビューを確認しながらシャッターを切る、といったことが可能だ。
なお、背面液晶はどちらも3型だが、J3は約92万画素、S1は約46万画素となる。
どちらも「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」が付属する標準ズームレンズキット(予想実売価格はJ3が8万円前後、S1が6万5000円前後)を用意するほか、J3は「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」が付属する小型10倍ズームキット(10万円前後)を用意。
S1は標準ズームと「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6」が付属するダブルズームキット(8万円前後)を用意する。