使い勝手が急上昇! iOS版「GALAPAGOS STORE」アプリ
これまでGALAPAGOS STOREが用意した高精細コンテンツを詳細に解説してきた。だが冒頭で述べているようにアプリの使い勝手がよくないと、いかにコンテンツが優れていてもそれを台無しにしてしまう。
しかしGALAPAGOS STOREは、メーカー非公式 初音みっくすの発売と同時期に、iOS版もアップデートされており、操作性が大きく向上している。説明書不要で触ればすぐに分かる明快仕様になっているため、ここでは主要機能の4つを見ていこう。
1つ目は、一覧性の高いサムネイル表示。5×5のサムネイル表示に対応し、サムネイル1つ1つも大きめで確認しやすく、かつ所有感を得やすい(Retinaディスプレイ搭載iPadの場合。表示冊数は、端末の表示解像度により異なる)。またリスト表示にも対応しており、こちらの場合は、サムネイルに加えて、著者名と出版社名も表示される。
2つ目の「マイフォルダー」機能も強化されている。お気に入りやシークレットなどのほか、自分で自由にフォルダーを追加できるため、特定の作家だけを集めたフォルダーや作品ごとのフォルダーによる管理もできる。気がつくと冊数が増えまくっている電子書籍なだけに、本棚同様に管理しやすい配慮はありがたい。
フォルダーの作成自体はメイン画面をフリックして「お気に入り」を表示すれば「フォルダーを追加」の機能にアクセスできる。逆にフォルダーに追加したい場合、操作としては選択して「その他」を選んで……と手間が多く、今後のアップデートでよりカンタンに登録できると助かるといったところ。
アップデート自体はこれまでも頻繁に行なわれているので期待できる部分だ。
3つ目の「おすすめ配信」はGALAPAGOS STOREの特徴的な機能で、ストアからのオススメ本が自動的に配信されるというもの。配信時はサムネイルとして表示されるだけで、ダウンロード自体は実行されない。興味があったらダウンロードして試し読みという流れだ。
そして最後は「4種類の書棚管理」。これはAndroid版が先行して実装していた機能で、2012年12月上旬のアップデートからiOS版でも対応している。
書棚の画面で左右にフリックすると、サムネイル表示画面からマイフォルダ画面、おすすめ配信の画面、書棚管理の画面に切り替わっていく。画面上部の4色のタグ部分で切り替えているかがわかるという仕組み。ただ筆者はしばらく左右フリックの存在に気がつかなかったため、導線の強化はあったほうがいいじゃないかとも感じた。
ご満悦で読書するならGALAPAGOS STORE
電子書籍、特にマンガや写真におけるコアは解像度に左右されると予想される。それはもちろんRetinaディスプレイが当たり前になっていく可能性が高いからだ。またすでにそれらを組み込んだデバイスを所有しているユーザーであれば、拡大しても画質の落ちない状態で読書を楽しめるのもGALAPAGOS STOREのメリットといえる。
作家のタッチを細部まで見たい、グラビアアイドル(の好きなパーツ)を大きく見たい。そんな希望にハイクオリティで応えてくれるGALAPAGOS STOREをチェックしてみよう!
あれもこれも2400×4096の高精細版になってるぞ!
GALAPAGOS STORE最大の特徴ともいえる2400×4096の高精細コンテンツだが、「でもどうせごく一部なんでしょ?」とか思ってる読者は聞いて驚け! すでに取り扱い雑誌の95%以上にあたる約320タイトル/計4000冊以上が、2400×4096の高精細版なのだ。ここではその一部をピックアップしてみたぞ。
(提供:シャープ)
