超充実のミドルクラス9製品
3万円半ば~1万円後半で購入できるアッパーミドル、ミドルクラスGPUのGeForce GTX 660 Ti、GeForce GTX 660、GeForce GTX 650 Tiを搭載するASUSビデオカード9モデルを紹介していこう。なお、各ビデオカードで「3DMark11」のスコアーと重量級ミリタリーFPSゲーム「バトルフィールド3」のフレームレート(fps)を計測しているので、コアクロックやブーストクロックの違いによる性能差が気になる人は注目だ。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i5ー3570K」(3.4GHz) |
マザーボード | ASUSTeK「P8Z77-V DELUXE」(Intel Z77 Express) |
メモリー | DDR3-1600 8GB×2 |
HDD | Seagate「ST2000DM001」(7200rpm、2TB) |
電源ユニット | オウルテック「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD) |
OS | Windows 8 Pro(64bit) |
グラフィックドライバー | GeForce 306.97 Driver |
上位モデルに迫る性能を発揮するGTX 660 Ti
GTX660 TI-DC2T-2GD5
製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX660_TIDC2T2GD5/
実売価格:3万円前後
スペック表 | |
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GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 Ti |
ストリーミングプロセッサー数 | 1344基 |
コアクロック | 1059MHz |
ブーストクロック | 1137MHz |
メモリー転送レート(相当) | 6008MHz |
ビデオメモリー | GDDR5 2GB |
メモリーバス幅 | 192bit |
バスインターフェース | PCI Express 3.0 |
補助電源 | 6ピン×2 |
メモリーバス幅は256bitから192bitにダウンするが、ストリーミングプロセッサー数は上位GPUの「GeForce GTX 670」と同じ、1344基を備える「GeForce GTX 660 Ti」。そんなGTX 660 Tiを限界までオーバークロックしたのが、「GTX660 TI-DC2T-2GD5」だ。電流ノイズを軽減する6フェーズのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」やオリジナル素材を使用した高耐久高性能部品の「Super Alloy Power」など、ハイエンドクラスと同レベルの基板を採用している。
3D性能は上位の「GTX670-DC2-2GD5」に迫るスコアーを叩き出しており、重量級のバトルフィールド3もフルHD&高描画設定でカクつくことなくプレー可能だ。
最大1058MHzのオーバークロックモデル
GTX660 TI-DC2O-2GD5
製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX660_TIDC2O2GD5/
実売価格:2万8000円前後
スペック表 | |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 Ti |
ストリーミングプロセッサー数 | 1344基 |
コアクロック | 967MHz |
ブーストクロック | 1058MHz |
メモリー転送レート(相当) | 6008MHz |
ビデオメモリー | GDDR5 2GB |
メモリーバス幅 | 192bit |
バスインターフェース | PCI Express 3.0 |
補助電源 | 6ピン×2 |
「GTX660 TI-DC2T-2GD5」に次ぐオーバークロックモデル。コアはリファレンスクロックから、52MHzアップされた967MHzで、ブースト時は1058MHzで動作する。6フェーズのデジタル電源回路など、クロック以外のスペックはGTX660 TI-DC2T-2GD5と同じだ。
今回試したロットでは実測ブーストクロックが、上位のGTX660 TI-DC2T-2GD5と39MHz差だったため、3D性能に大きな違いは出ていない。少しでもコストを抑えたい人は、こちらのモデルがオススメだ。
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