Ultrabookとして不足のない機能を備える
dynabook R822はUltrabookなので、薄さについては制約がある。本体サイズは幅326.5×奥行き213.0×高さ19.9mm。重さは約1.49kg。12.5型ディスプレーを搭載するUltrabookとしては、正直やや重い方だ。タッチディスプレーと変形ギミックによるトレードオフと言えよう。ただし、本体側の厚みはかなり薄い。タッチパネルディスプレーの分だけ厚みが増したという印象だ。ディスプレーはスタイラスペンによる操作も可能だが、ペンは別売りとなっている。なお、バッテリー駆動時間は約6時間とされている。
ボディー側がかなり薄い(厚みの半分以下)ので、インターフェース類はやや制約を受けている。主なインターフェースはUSB 3.0が2ポートと、HDMI出力端子、メモリーカードスロットなど。有線LAN端子はない(USB-LAN変換アダプターが別売りで用意される)。
キーボードはUltrabookでは流行りのバックライト内蔵型アイソレーションキーボードとなっている。キートップは左右方向に比べて上下方向がやや短い横長型だが、本体の幅が広いのでキー配列はごく普通だ。違和感なく使えるだろう。
dynabook R822の発売は26日の予定。予想実売価格は15万円前後と、価格面でもVAIO Duo 11のライバルになりそうだ。
