9月18日、テックウインドはNAS製品「QNAP Turbo NAS」シリーズのSMBユーザー向けミドルレンジ製品に、ローコストモデルを追加すると発表した。
追加するのはインテルのAtomプロセッサーを搭載しつつコストダウンを図ったという、
- TS-269L
- TS-469L
- TS-559L
- TS-669L
- TS-869L
の5製品。
Windows、Mac、Linux/UNIXの各OSに対応しており、クロスプラットフォームにファイルの共有が可能となっている。また、共有フォルダの作成やユーザーアカウントの管理は、直感的に操作可能というWebインターフェイス上で行なえるため、サーバーやネットワークに関する深い知識がなくとも容易に管理運用できるという。
一方で、WindowsのActive Directoryや/LinuxのLDAPサーバーとの連携、共有フォルダ集約、rsyncによる暗号化リモートレプリケーションなど、本格的なストレージサーバーとしての機能も数多く搭載。データを便利かつ安全に運用するために必要な要素を網羅しているとのこと。
さらに、常時稼働を前提としているため、静粛性や省電力性にも配慮した設計を行なっている。5製品の中の主力である「TS-469L」の消費電力は、スタンバイ時25W/アクセス時43Wであり、一般的な1Uサーバーから本製品に置き換えるだけでも、およそ5分の1に消費電力を抑制可能としている。
各製品ともオープンプライス。