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2012夏 注目モデル Xperia GX&SXレビュー 第1回

今週発売のXperia新シリーズに接近!

注目モデル「Xperia GX」&「Xperia SX」はどちらが買い?

2012年08月05日 15時00分更新

文● mobileASCII編集部 高橋章憲

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手のひらにすっぽり収まる小型ボディーが魅力!
Xperia SXのデザイン面をチェック!!

 Xperia SXのディスプレイは3.7型のReality Displayで、解像度はqHD(960×540ドット)となります。昨年発売された「Xperia ray SO-03C」の3.3型(854×480ドット)から、ディスプレイが0.4型大型化していますが、外形サイズは高さで4mm、幅で1mmしか大きくなっていません(厚さは同じ)。

 そしてXiやワンセグ、赤外線通信機能を新たに搭載したにもかかわらず、Rayの100gから95gへと軽量化されているのは驚きです。やっぱり小型軽量化はSONYのお家芸だな、と感心せざるを得ません。ただ、指の太い男性だと、QWERTYキーボードでの文字入力など細かい作業の際には、タッチミスや誤操作が多発してしまうことも。筆者は使いはじめのうちは、やはり誤操作してしまうことが多かったです。ただ、これは単に慣れの問題かもしれません。

Xperia SXの外観をチェック!

 Xperia SXも、GXと同様に操作キーがディスプレイに表示されるソフトウェアキーとなっています。横幅がわずか54mmという小さなボディは、大型化の一途をたどるスマートフォンの中にあって、かなり異彩を放っています。小さくても防水以外全部載せ(Xi、ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信)という高機能ぶりは、いっそう所有欲を満たしてくれそうです。

 Xperia SXの小ささは、電車の中などで使っているとかなり目立ちそう。ヒトとは明らかに違うスマートフォンが欲しいという方に特にオススメです。

 ボディー下部に見えるメッキのラインは、サイドのラインとクロスしており、デザイン上のポイントになっています。ピンクとオレンジは、このラインでボディーの塗装色が微妙に変えられているのが特徴です。

 ヘッドフォン端子は、ボディー上部の右側にオフセットされて配置されています。防水仕様ではないのでカバー類はなく、プラグの脱着がしやすいのがポイントです。

 Xperia SXの操作ボタンは、すべてボディー右サイドにあります。小さいキーが電源キー、細長いのがボリュームキーです。右利きの筆者的には、右の親指で電源キーが押せる、SXの配置の方がありがたいです(前述の通り、GXの電源キーはボディー左サイドに配置されています)。

 Xperia SXに搭載されているバッテリーの容量は1500mAh。電力消費の激しいXi対応機としては、多少心許ない容量です。

 カラーバリエーションは、Black、White、Pink、Orangeの4色を用意。Xperia Rayの時はBlackをラインナップしていませんでしたが、今回のSXではユニセックスなモデルという位置づけなため、Blackが用意されているのはうれしいところです。

Xperia GX&SX、GALAXY S IIIの大きさ比較

 参考までに夏モデルのGALAXY S IIIとXperia 2機種の大きさ比較をしてみました。4.8型のGALAXY S III(下写真左)と4.6型のXperia GX(下写真右)に挟まれると、3.7型のXperia SXの小ささが引き立ちます。

 Xperia SXのアイコンの大きさは、ディスプレイの大きさ比率の通り、Xperia GXの80%程になっています。Xperia GXは角を丸めていないスクエアな外見なので、GALAXY S IIIと同じくらいの大きさに見えますが、今期のdocomo NEXTシリーズ中、最軽量の約127gとなっています(GALAXY S IIIは約139g)。

 アイコンの表示サイズが大きめなGALAXY S III(下写真左)と比べると、Xperia SXのアイコンはかなり小さく見えます。

アイコンの表示サイズが大きめなGALAXY S III(左)と比べると、Xperia SXのアイコンはかなり小さく見えます。

【総評】
ほかに似たライバルのいない、
Xperia SXが本命になるか!?

 王道路線のXperia GXは、ほかのメーカーのハイスペック機とどうしても比べられてしまう運命を背負っていますが、ハイスペックのXperiaでAndroid 4.0を使い倒したいというファンには、こちらをオススメしたいです。一方のXperia SXは、ほかのメーカーに似たモデルがなく、いかにもSONYらしい独特な魅力を感じます。

 ここで、あえてmobileASCII編集部のオススメモデルをどちらかに決めるとするなら、オンリーワンで所有欲を満足させてくれそうなSXの方を推したいと思います。

 次回は、Android 4.0を搭載したXperia GX&SXのホーム画面が、どのように変わったのかをチェックしていきます。

本記事の続きを今すぐ読みたい人は、mobileASCIIで!


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