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音楽を聴くなら携帯音楽プレイヤーを勧めたい理由第2回

携帯音楽プレイヤーに迫る! スマホ+ヘッドフォンアンプ

2012年08月06日 12時00分更新

文● 折原一也

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スマホの音質向上にヘッドフォンアンプを提案

 第1回の携帯音楽プレイヤーの音質テストで(関連記事)、やはり専用の音楽プレイヤーには音質でいま一歩及ばないという結果が出てしまったスマートフォン。しかし、どうしてもスマートフォンで音楽を聴きたいというユーザーにオススメしたいのがポータブルヘッドフォンアンプという周辺機器だ。

 ポータブルヘッドフォンアンプとは、その名の通り持ち運びできるサイズのアンプで、単体でバッテリーを内蔵し、音楽を再生する際にバイパスすることで、音質を向上してくれるアイテムだ。もともとはHi-Fiオーディオシステムや、収録スタジオでのリスニング用に、高音質でヘッドフォンに出力するためのものだったが、屋外で音楽を聴く人が多くなってきたことで、ポータブル用に設計されたものが登場するようになってきた。

 今回は最もメジャーなスマートフォンであるiPhone 4Sとの組み合わせに絞り、これまたメジャーなヘッドフォンアンプ、金額が比較的抑えめなものと性能も金額もハイグレードの、両極端な2製品を使用して携帯音楽プレイヤーの音質にどれだけ迫れるかを検証してみた。

DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ
iBasso Audio D12 Hj

 ポータブルヘッドフォンアンプのなかでも、DAC(デジタル-アナログ変換、Digital to Analog Converter)として、さまざまな入力端子を搭載した製品、ヒビノインターサウンドの扱うブランド“iBasso Audio”の「iBasso Audio D12 Hj」を紹介しよう。

 入力端子がUSB、オプティカル(光デジタル)、コアキシャル(同軸)と揃っていることからわかるとおり、基本的にはデジタル音声入力をアナログ音声に変換して、ヘッドフォンアンプを通して出力するDACがベースになっている。USB端子はPCオーディオとして再生するためのもので、PC直結でヘッドフォン再生をするための高音質USBオーディオとしての側面も持つ。アナログ音声信号の入力も可能だ。

 高音質設計の特徴は、本体にモノ・オペアンプ、デュアルD/Aチップを搭載したことと、アルミパーツを使った筐体は、職人による手作りで製作されたことだ。本体にはUSB充電によるリチウムポリマー充電池を内蔵しており、最大約30時間の連続再生に対応している。サイズは幅55×高さ20×奥行き98mmで重量は150g。ネットでの実勢価格は2万3000円前後だ。

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iPod、iPhoneを直接繋げることができる
FOSTEX HP-P1

 FOSTEXから発売されている「HP-P1」は、よりスマートフォン、特にユーザーの多いiPhone用に扱いやすく設計された製品だ。最大の特徴はDockケーブル用USBコネクターを本体にそのまま搭載していることで、iPod、iPhoneユーザーであれば直接デジタルのまま音声を入力して再生できる仕組みとなっている。また、角形光デジタル端子によるS/PDIF出力端子を搭載する。アナログ音声入力を接続した上で、本機のステレオミニジャックから出力することも可能だ。

 高音質設計は、高性能のハイレートのオペアンプ(オペレーショナル・アンプリファイア、アナログ信号を増幅させるモジュール)に、旭化成エレクトロニクスの32bitDAC「AK4480」を搭載。本体はアルミ筐体で手触りはマットな仕上げとなっており、キャリングポーチが付属している。

 USB充電によるリチウムイオン電池を内蔵し、iPod装着による出力で約7時間の連続再生に対応する。サイズは幅72×高さ25×奥行き130mmで重量は260g。ネットでの実勢価格は4万9000円ほどだ。

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