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T教授の「戦略的衝動買い」第201回

ソニーの“スマホ連携腕コン”「SmartWatch」が意外と使える!

2012年07月20日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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SmartWatchは前作LiveViewより大きく安定性を増した、腕時計リモートクライアントだ

 腕時計は、クォーツ、メカニカル、電波、ハイブリッド、IT系などのジャンルを問わず昔から大好きなガジェット・アイテムの1つだ。昔、サラリーマンをやっていた頃、シチズンと共同企画開発した「WatchPad」もそんなマインドが推進エンジンだったのかもしれない。

最近は腕時計の新しい駆動方式ジャンルにIT系が大きく進出してきている。左から、カシオF-91W(ただのデジタル腕時計)、SmartWatch(リストバンドを変更)、iPod nano+LunaTik、iPod nano+iWatchz
今から10年ほど前、筆者も企画に加わったIBMのWatchPad(Linux Watch)。シチズンとの共同開発で、その後に登場するiVERTのルーツとなる

 今まで、国内外で発売された「腕コン」(腕時計コンピュータ)の類いの製品はそのほとんどを衝動買いしてきた。所詮、技術的にも難しいハードルがいくつもある製品なので、なかには購入、即刻、後悔という速攻三段活用も珍しくはない。過去にこのコラムでもご紹介したソニーの「LiveView」は限りなくそれに近い存在だった。

発売日に衝動輸入したSmartWatchの前モデル「LiveView」

 普通、前モデルがそういうモノだと、後継機種を再び買ったりしないものだが、それではガジェット・マニアは務まらない。秋葉原で偶然見つけて、人柱精神で早速購入したソニーモバイルの新しい「SmartWatch」は予想を裏切って、なかなかのデキばえだった。

 唯一残念なのは、ごく普通のUSB充電方式なのだが、特殊なコネクターケーブルを採用した商品のために、ほかのUSB充電デバイスとUSBケーブルの使い回しができない。ケーブルを頻繁になくす癖のある人は要注意だ。ソニー流の“デザイン優先”だと、こういう選択も理解できるが、もうひと工夫して欲しかった。

 前回のLiveViewともかなりよく似た今回のSmartWatchだが、液晶スクリーン前面のフラットなアクリルやアルミニウム成形の腕時計周りが、従来のようにチープでなくなった点は素晴らしい。背面のプラスチック・クリップで、ジャケットの襟元に取り付けたり、付属の専用ウレタンベルトに固定して腕時計イメージで活用する。

クリップ式腕時計本体と、ウレタンゴム製リストバンド、リストバンド・アダプター、USB充電ケーブルSmartWatchの背面にはクリップがあり、リストバンドやリストバンド・アダプターにクリップして固定する

 早速、「SmartWatchアプリ」を親機に当たるAndroidスマートフォンに“Playストア”から導入してみる。そして、Bluetooth機能でSmartWatchと連携してほんのしばらく使ってみると、以前のLiveViewとは大きく違い、製品として成長・安定していることが分かる。バッテリーの持ちはせいぜい2日間だが、これでも前モデルであるLiveViewとは雲泥の開きだ。

外部から見えにくく、デザイン的にスッキリした充電端子は、クリップを開くと見えるSmartWatchのクリップの奥にある充電端子に接続するためにユニークな格好になったUSB充電ケーブル。ごく普通のどこにでもあるUSB充電ケーブルを流用できないのは痛い

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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