7月12日、ネットワールドはVDI(Virtual Desktop Infrastructure)およびSBC(Server Based Computing)のベンチマークツール「Login VSI」の国内提供を発表した。
Login VSIは、オランダのコンサルティング会社であるログイン・コンサルタント(Login Consultants Nederland B.V.)がVDIやSBCシステムのアセスメントやPOC(Proof of Concept)を行なう際に開発したツール。
Login VSIを搭載したWindows Serverから、Login VSIのモジュールソフトをインストールした測定対象のVDIやSBCのサーバーに対してワークロード(負荷)をかけ、そのレスポンスタイムなどを解析・評価する。ワークロードは、オフィスで典型的に使用される10種類以上のアプリケーションを動作させることによって行なう。動作パターンには、ライトユーザー、ミディアムユーザ、ヘビーユーザなど、7種類のテンプレートが用意されており、ユーザーの実態に近いワークロードを発生可能だという。
今回の国内提供は、ネットワールドとログインが販売代理店契約(ディストリビュータ契約)を締結したことによるもの。ネットワールドでは、製品版(有償版)販売に加え、8月からは無償版を同社Webサイトからダウンロード可能にする予定という。
製品版は使用可能期間とユーザーワークロード(負荷をかける対象ユーザー)数により価格が異なり、使用期間6ヶ月でユーザーワークロード500の最小構成で98万円となる。なお無償版は期間30日、ユーザーワークロード50までとなる。
