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T教授の「戦略的衝動買い」 第188回

いつでも使い始められるカレンダーメモ「SmartDeck」を衝動買い

2012年04月20日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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SmartDeckは国内市場では滅多にお目にかかれない大型のカレンダーメモブロックだ

 ビジネスピープルには必須の「スケジュール帳」や「カレンダーメモ」といった商品が国内で発売される時期は、毎年、年末年始か4月前後だろう。企業の事業年度は毎年年末か3月に終了し、年始か4月に次年度の事業年度に入る。学校もかなり以前から9月新学期への移行の噂だけはあるが、いまだに4月新学期がスタートポイントだ。

 そして、ビジネスマン、ビジネスウーマンの多くはスケジュール帳と同時にごく普通の手帳メモなどを併せて持つケースも多い。昨今はそれらに加えてクラウド系のスケジュールアプリをスマートフォンで併用するユーザーも増えてきているようだ。

 「紙」のスケジュール帳か、スマホ上のクラウド系アプリか? それらの併用か? と、混沌とした時代に今までなかった、まったく新しい発想の新世代のスケジュール管理&メモ「SmartDeck」(以降:スマートデッキ)が登場した。

万年筆とKyber SmartMarker、そして細めの付箋紙ロールがあれば徹底活用可能だ

スマートデッキは一辺305mmの正方形をしている。カレンダーとは言え、全ページが同じ印刷なので2012年度内ならいつからでも使い始められる

 スマートデッキは縦横12インチ(305mm)、25mm厚(150ページ相当)の正方形型巨大ブロックメモだ。デザイン的な理由か、想定外の大きな文字で「2012」と西暦年号が左上に描かれている。ページ下部右側には、1月から12月までのカレンダーが米国らしく日曜始まりで印刷されており、下部左側には1日を朝8時~夕方6時までの11タイムスロットに分割してラインが引かれている。

左下にある1日の予定やToDoを記述できる1時間刻みのタイムスロット部分

右下には日曜始まりのマンスリーカレンダーが1年分用意されている

 一般的な使い方として、ユーザーはまずカレンダーの今日に該当する日に何らかのマークを付け、予定されている今日のイベントをタイムスロットにお好みで記入する。最初に購入した時点で150ページ分(150日分)しか用意されていない。

身軽にアクティブに行動したい日は、本日の予定のすべてをクラウド上のデータなどを参照、簡潔に転記して、1日をたった紙1枚でアクティブに過ごすことができる

流行のスマートフォンがあればより楽しい便利な使い方も拡大可能だ

 前提として、予定のない日はスマートデッキを使わないことを推奨しているのかもしれない。考え方によっては、年365日のうち、150日くらいを余裕で働く人のためのスケジュール帳とも言える。もちろん、大きなスマートデッキなので1枚を2日~3日で使っても一向に構わない。

まず、本日の日付にマークし、先々の予定で大事なところをマークしたり、余白は今日1日の出来事や思いつき、忘れてはいけないこと、電話する相手、何でもどこにでも自由に書き込める大判サイズだ

必要なら本日の予定を記述するタイムスロット部分。1日でスマートデッキを1枚使うのがもったいなければ、タイムスロットを任意の幅で縦に分割して2日や3日でも使用することはできそうだ


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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