このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第188回

いつでも使い始められるカレンダーメモ「SmartDeck」を衝動買い

2012年04月20日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

“Kyber SmartMarker”と併用することでデジタル化も可能

 筆者は、製作者の意図通り1枚のスマートデッキを1日で使うことにし、万年筆と“Kyber SmartMarker”を活用して便利に使っている。年間を通じて1つのスケジュール帳とメモ書き用の手帳を2つ持つというのも方法だが、1日という時間単位を基準に、予定も、ToDoも、メモも、思いつきやアイデアも、お小遣い帳も、何もかも1枚のスマートデッキに書いてしまうというのも斬新なタスク管理手法かもしれない。

1年カレンダーは先々の予定をプランするにも極めて重宝する。付箋を活用すればより便利に使えるタスクも多い

スマートデッキの唯一の欠点は縦・横の幅が305mmあり、普及型のスキャナーでは対応できないことだ

 すべてを書き終え、ハードな1日を終えて不要となったスマートデッキは、そのままスッキリとシュレッダーで廃棄するもよし、パンチで穴を開けて綴じて保管するのも良いだろう。

 一辺が12インチ(305mm)あるスマートデッキのページは普及型スキャナーでは対処の難しい大判サイズなので、筆者はその日に記述し、保存しておきたい部分だけをKyber SmartMarkerで囲み、スマートフォンで撮影し、サーバー側でテキスト化して保存管理して活用している。

筆者は、マーカーで囲んだ手書き文字列を高能力なOCR文字認識と、結果の人力正誤判定、適正修正を短時間で行なってくれるKyberサービスを併用して、スマートデッキを極めて有効かつ便利に使っている

多くを書き込んだスマートデッキのなかで文字認識して保管管理したほうが効率的だと考える部分をKyber SmartMarkerのマーカーペンで囲む

無料専用アプリを事前導入したスマートフォンで撮影するとマーカー部分を自動認知する

撮影した選択部分は斜め補正や台形補正が自動的にされ、確認画面が表示される。確認が終わるとサーバーにアップロードする

数分で先程アップロードした手書き文字部分がテキスト化(デジタル化)されて、その完了通知がスマホ表示される。最上段が今回の認識結果

スマートデッキ上の手書き文字部分で選択し、Kyberサービスにアップロードした部分は100%完璧に認識がされている

 予定やToDoなどを記述後のスマートデッキは、適当なサイズに折りたたんで財布と一緒にポケットに入れて、必要な時には速攻で取り出し、メモしたり追記したりなど、アクティブな使い方が簡単だ。昨今のビジネスシーンでは、クラウド系タスク管理が主流になりそうな雰囲気ではあったが、スマートデッキは再度「紙の良さ」を十二分に感じさせてくれる新しい発想のスケジュール&タスク管理大判メモだ。

筆者は、正方形のスマートデッキの1ページを「超整理手帳」イメージで4つに折りたたんで活用している

時には、それをもう1回折りたたんで、財布と一緒に持ち歩き、適時、参照したり、追記したりして1日を終える。正に何でも書き込める余裕のメモだ。そしてKyber SmartMarkerを一緒に使えば、必要な部分はデジタル保存できる

■Amazon.co.jpで購入

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「SmartDeck」
価格:russell+hazelにて26ドル(送料別)で購入

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン