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T教授の「戦略的衝動買い」 第189回

モバイルワーカー必携のニット製ボトル・カバー「FREAKER」

2012年04月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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FREAKERは、今まで有りそうで無かったユニークな31種類のボトルカバーだ

 街のコーヒースタンドで買ったばかりの熱いコーヒーを、指先に優しく、持ちやすくする道具に「Coffee Sleeve」(コーヒースリーブ:袖)がある。無償でサービスされるモノは、ちょっと厚めでクッション性のある紙素材を使用しており、熱の伝導を抑えて持ちやすくするものだ。

 コーヒースリーブが初めて登場した時は、単なる紙製だったが、昨今ではコーヒー好きのおシャレなオプション小道具として、高級な皮革製で作られたモノや、熱にも強い超軽量なウエットスーツ素材、手触りの良いニット素材など、極めて多くの素材が登場してきている。

 “コーヒースリーブ”はあくまで家庭やオフィス、クルマの中など、移動を前提としない環境で、カップ1杯のコーヒーを飲み干すまで一時的に利用するモノだ。一方、今回、筆者がBEAMS TIME(ビームスタイム)渋谷で衝動買いした「FREAKER」(フリーカー)と名付けられたカラフルなニット製ボトルカバーは、24時間365日オフィスでも学校でも、モバイル中でも、常時、ペットボトルに着けて持ち歩くアイテムだ。

国内市場には多くのボトルサイズがあるが、FREAKERはそのほとんどにフィットする

筆者が衝動買いしたFREAKERはこの3種類。すでに女子友から「欲しい!」コールが

筆者がよく購入するペットボトルはこの3種類のタイプが多い

 FREAKERを考案したのは、あてもなく自由気ままにヒッピーのように合衆国を旅していたZach Crain(ザック・クレイン)という楽しいおじさんだ。そして、ノースカロライナの小さな街に辿り着き、カフェでバイトしながら地元のおばさん達に混じって編み物をして遊んでいるうちにFREAKERを思いついたらしい。

本体が四角い中瓶サイズのペットボトルに早速FREAKERを装着してみよう

まずFREAKERの下側を両手で広げてボトルの飲み口側からソックスを履かせる要領で装着する

下まで簡単に押し下げ、これで完成だが、飲み口側に余った部分ができてしまった

キャップを捻って外すのに邪魔にならないところまで折り返して完成だ

 たった幅8cm、高さ15cmしかない伸縮自在のニット製のFREAKERは、その素材ゆえ、極めて自由度の高いフリーサイズで、小さな哺乳びんから、最大2リットルのペットボトルにまで対応できる驚きのフレキシビリティーを備えている。


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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