「WebAccess for Business」をバッファローが無償公開
スマホ用テラステーション利用アプリ「WebAccess」に企業向け
2012年03月28日 06時00分更新
3月26日、バッファローはNASに保存したデータをスマートフォンから利用できるアプリ「WebAccess for Business」を発表した。個人向けに提供中の「WebAccess」に、企業でも導入しやすい管理者機能を付加している。
WebAccess for Businessは、バッファロー製NAS「テラステーション」や「リンクステーション」に、iPhone/iPad、Androidスマートフォン/タブレットからインターネット経由でアクセスできるアプリケーション。オフィス内に設置したNASに対し、外出先でも社内からでも、スマートフォンの外部ストレージのように利用できる。ビジネスユースを想定し、管理者による設定管理に対応。端末別アクセス制限・機能制限などを備える。
制限の内容は、
- ダウンロード、アップロードの制限
- フォルダー作成の制限
- コピー、移動、名前変更の制限
- 共有URLの作成(Android版)
- 拡張子によるファイルのフィルタリング
で、本アプリを使用するNASおよび設定したグループ単位で機能制限が可能だ。
また、利用可能端末をホワイトリストやブラックリスト方式で管理する機能、管理者が作成したプロファイルをWebサーバーにアップロードし複数の端末に配布する機能なども持つ。
Android端末対応版はGoogle Play(旧Android Market)で無償公開しており、iPhone版もAppStoreで近日無償公開予定だ。
