2月9日、ファーストサーバは「サイボウズ Office 9」のASPサービスの開始を発表した。
同社は、2001年にサイボウズが開発販売するオンプレミス型の中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office」シリーズをASPとして提供するサービスを開始。今回の発表により、2011年10月登場のサイボウズ Officeの最新版をAPSでも利用可能となる。
開始するのは、サイボウズ Office 9を専用に仮想サーバーに導入した状態で提供するクラウドアプリケーションサービス「 サイボウズ Office for ASP 」、汎用のレンタルサーバーでWebやメールの運用環境とともにサイボウズ Office 9を提供するレンタルサーバーサービス オプション「 サイボウズ Office 9 for ASP 」の2タイプ。
両タイプとも通常コースとなる「スタンダードコース」に加え、簡易的なデータベース機能を持ちカスタムアプリ機能が使える「プレミアムコース」も用意する。
料金は、全コースとも初期費用が1万500円。月額費用は、クラウドアプリケーションサービス「 サイボウズ Office for ASP 」のスタンダードコースが月額費用5775円(5ID付き)、プレミアムコースが7350円(5ID付き)。追加のIDは、スタンダードコースが月額525円/ID、プレミアムコースが840円/IDで、どちらも5ID単位の契約となる。
一方、レンタルサーバーサービス オプション「 サイボウズ Office 9 for ASP 」は、スタンダードとプレミアムコースともに月額費用は3150円(IDは付属せず)。IDの価格は、上記と同様だ。
また、3月31日までに新規契約すると初期費用を全額キャッシュバック、9月30日までにプレミアムコースを契約するとアカウント単価を683円に値引きするキャンペーンを行なう。キャンペーンの詳細については、ファーストサーバのキャンペーンサイトを参照のこと。
