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4K2K動画再生対応のAndroidタブレットが驚きの価格で登場!

2011年10月20日 11時30分更新

文● 樋口

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 高解像度の動画再生が可能なainol製Androidタブレット「Novo 7 Advance」が、東映無線ラジオデパート店で販売中だ。

3840×2160ドットの動画ファイルが再生可能だという「Novo 7 Advance」。静電容量式のタッチセンサーを搭載する

 Novo 7 advanceは、フルHD(1920×1080ドット)の4倍にあたる3840×2160ドット(いわゆる4K2K解像度)の動画ファイル再生に対応するという7型(800×480ドット)タブレット。

 OSにはAndroid 2.3が搭載されており、この手の製品としては実売価格1万3480円と比較的安価な部類に入るが、静電容量式のタッチセンサーを採用するなどコストパフォーマンスが高い点も特徴だ。

 気になる動画再生についてだが、取材時は3840×2160ドットの動画ファイルが用意できなかったので、代わりにフルHDをアップコンバートした2840×1600ドットの動画を再生。コマ落ちなく快適に再生できる様子を確認した。

 製品自体のディスプレー解像度が低いため、高解像度の動画ファイル再生にどこまで意味があるのかはわからないが、動画再生について高いパフォーマンスを持つというのはよくわかる。

製品パッケージに「4X FULL HD 2160P 3840×2160」や「3D ACCELERATOR」という印刷が確認できる

側面にはイヤフォンジャック、miniHDMI、マイク、USB、microSDカードスロット、電源コネクターなどが搭載されていた

 また、タブレット端末には珍しくHDMI 1.4をサポートしたminiHDMI端子が搭載されており「方法は不明だが、3D出力ができるのかもしれない」(ショップ)とのこと。ちなみに、店頭で確認した限りでは外部に3D出力が可能なソフトウェアはインストールされておらず、ショップでも「3D出力についてサポートしているわけではない」とのことなで注意してほしい。

物理ボタンとして音量調節ボタン、電源ボタンが並ぶ。背面には200万画素のカメラが搭載されていた

 「4K2K液晶テレビ」が先日のCETEC JAPAN 2011でも発表されたばかり。ちょっと先取りし過ぎな感は否めないが、ある意味注目の製品かもしれない。

 CPUには動作周波数1GHzの「AllwinnerA10」を搭載し、メインメモリーにDDR3 512MB、内蔵ストレージに8GBのフラッシュメモリーを採用。最大32GBまでのmicroSD/microSDHCカードをサポートする。また、無線通信機能(IEEE 802.11b/g/n)を搭載するが、販売店ではサポート対象外とのこと。

 本体サイズは幅188×奥行き10×高さ111mm、重量は350g。遠隔操作が可能な専用リモコン、イヤホン、miniUSBケーブル、USBホストケーブルが付属する。

遠隔操作が可能なリモコンが付属。実売価格は1万3480円と比較的安価な部類だ

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