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今さら聞けない人のためのWindows 7特集 第1回

まだ導入していない人のための Windows 7 10の疑問

2011年10月11日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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Q10 光学ドライブのないノートにインストールするには?

 光学ドライブを搭載しないモバイルノートやネットブックにWindows 7をインストールするには、USBメモリーを利用すればいい。とはいっても、Windows 7のインストールDVDを単にUSBメモリーにコピーするだけではダメだ。Windows 7インストール専用のUSBメモリーを作成する必要がある。

 使用するのは、Windows 7のインストールDVDのISOイメージと、4GB以上のUSBメモリー、そしてマイクロソフトが無償提供している「Windows 7 USB/DVD Download Tool」(以下WUDT)だ。WUDTを使うと、Windows 7のISOイメージからインストール用USBメモリーを作成できる。

WUDTのダウンロードページ。日本語版(赤枠内)も用意されている

 なおWindows 7インストールDVDのISOイメージのファイルサイズは、32bit版で約2.4GB、64bit版で約3GB。USBメモリーは必ず4GB以上のものを用意しよう。また、USBメモリー自体とインストール先のパソコンのBIOSが、USBメモリーからのブートをサポートしている必要がある。ここ数年のパソコンならば、ほとんどがUSBからの起動をサポートしている。

 WUDTをインストールすれば、あとは起動してウィザードに従い、インストールUSBメモリーを作成するだけだ。

あらかじめ作成しておいたWindows 7のインストールDVDのISOイメージを選択

USBメモリーをUSBポートに接続して「USBデバイス」を選択

ファイルをコピーする前に、USBメモリーはフォーマットされる

あとは自動でファイルがコピーされる

コピー完了後のUSBメモリーの中身はこんな感じ

 インストールUSBメモリーが完成したら、次にインストールするモバイルノートやネットブックの準備をする。BIOSの起動デバイス設定で、USBメモリーの起動順位を最上位にしておく。

BIOSの設定例。筆者の「Let'snote T7」の場合、USBメモリーを接続してBIOSの設定画面を開くと、インストールUSBメモリーが認識されていたので起動デバイスの上位に設定

 起動順位を設定したら、パソコンを再起動する。するとUSBメモリーからインストーラが起動して、Windows 7のセットアップが開始されるはずだ。

無事にUSBメモリーから起動して、Windows 7のインストールウィザードが開始



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