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マイクロソフト・トゥディ第30回

Windows XPに注目?—業界がWin 8よりも期待する起爆剤

2013年01月31日 11時00分更新

文● 大河原克行

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 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した国内パソコン出荷統計は、PC業界に激震を与えた。

 Windows 8が発売された2012年10月26日以降の3ヵ月間(2012年10〜12月)の出荷実績が、前年割れとなる前年同期比1.7%減の267万台に留まったからだ(関連リンク)。月別にみると、Windows 8が発売になった10月は前年実績を上回ったが、11月、12月と2ヵ月連続での前年割れ。Windows 8が需要喚起の起爆剤にはなっていない点を証明することになった。

2012年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績(抜粋)
10月 11月 12月 第3四半期
全体の出荷台数(千台)
(前年比)
803
(105.6%)
717
(91.2%)
1150
(98.4%)
2670
(98.3%)
デスクトップ出荷台数(千台)
(前年比)
225
(98.7%)
210
(86.1%)
269
(90.9%)
705
(91.7%)
ノート出荷台数(千台)
(前年比)
578
(108.5%)
507
(93.5%)
880
(100.9%)
1965
(100.9%)
全体の出荷金額(億円)
(前年比)
619
(108.0%)
509
(85.3%)
809
(92.7%)
1938
(94.8%)
デスクトップ出荷金額(億円)
(前年比)
173
(95.3%)
149
(78.6%)
199
(85.9%)
522
(86.4%)
ノート出荷台数(千台)
(前年比)
446
(113.9%)
360
(88.4%)
610
(95.2%)
1416
(98.3%)

「Windows XP」注目の理由は
“2014年4月8日にサポートライフサイクルが終了"

 Windows 8の不振が伝えられる中、PC業界の注目は別のところに移っている。それは、なんと「Windows XP」である。

 というのも、Windows XPは、2014年4月8日(米国時間)に、製品サポートライフサイクルが終了することが発表されており、これに向けた買い換え需要がこれから顕著になると見られているからだ。

「Windows XP」

 マイクロソフトは、製品サポートの基本ライフサイクルを定めており、これを10年間と設定している(関連リンク)。この間はセキュリティ更新プログラムを提供するが、それ以降のサポートは打ち切るため、新たに発見させる脆弱性や、未知の脅威に対する対策が打てなくなるといった問題が発生する可能性が出てくる。

製品サポートの基本ライフサイクルは、「マイクロソフト製品サポート ライフサイクル ポリシー」で確認できる

 Windows XPの場合は、2001年10月25日に米国で発売。日本では2001年11月16日に発売されたため、この仕組みに準じれば、2011年が本来のサポート期間終了のタイミングであるともいえるが、Windows XP発売時点では、2009年4月14日がサポート停止日とされており、その後、ユーザーからの要望などを反映して、サポート期間を延長。2014年4月8日にサポート停止日を再設定した経緯がある。

 その間、マイクロソフトは、2004年にはWindows XPのService Pack 2(SP2)を投入し、2008年にはSP3を提供している。

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