モバイル系の新しいモノ好きなお仲間なら、一度はそのCOOLさを目にしたことのある「バーチャル・レーザー・キーボード」の日本国内出荷が始まった。筆者にとっては、もう忘れるくらい昔に、プロトモデルを見た記憶が脳みその端っこにこびり付いている製品だ。
2011年の日本は、ごく普通の人もスマートフォンを使う時代となり、ちょっと昔なら「ケータイ・オタク」の一言で片付けられていた”スマホ+外部キーボード環境”も、今や、普通のTVニュース番組で紹介される時代がやってきた。
レーザーマウスでは老舗である韓国のセルオン社が発売した「Magic Cube」と呼ばれるバーチャル・レーザー・キーボードが話題になるのも時代の趨勢なのだろう。IT系の周辺機器メーカーではなく、ファッションアイテムなども多く扱う「RESTIR.COM」というセレクトショップが扱い、デリバリーされて来た商品の荷姿も、今までとはちょっと違う。
パッケージもなかなかおしゃれで、ファッション・ウォッチ等を買ったようだ。透明アクリルのパッケージを開けると、Magic Cube本体と充電用のminiUSBケーブル、説明書が入っている。内蔵リチウムポリマー充電池は約4時間で満充電でき、連続で2時間半ほど使用できる。
Magic Cubeを初めて見たプロトモデルの頃を思い起こせば、今回のモデルはデザイン的にも大きく洗練されている。本体カラーも「シルバー」、「白」、「赤」と3種類がラインナップ。携帯重量も実測78gと、一般的なケータイ用折りたたみキーボードの200g前後と比較すると極めて軽量で、モバイルする気になれる商品だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
この連載の記事
-
第781回
トピックス
真ん丸の外観に惹かれ円盤型「UFOマウス」を衝動買いしたが…… -
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い -
第773回
トピックス
Galaxy純正の遺失物トレースタグ「SmartTag2」を衝動買い -
第772回
トピックス
昭和レトロなプレーヤー復刻版「サウンドバーガー」を衝動買い -
第771回
トピックス
人生最後の腕時計「ロレックス エアキング」を衝動買い - この連載の一覧へ