Samsung Electronicsは、家電ショー「IFA 2011」の会場で、7.7型/5.3型のSuper AMOLED(スーパー有機EL)ディスプレーを採用したAndroid端末2製品、「Galaxy Tab 7.7」「GALAXY Note」を発表した。
なんと7.89mmの薄さ
7型タブレット「Galaxy Tab 7.7」
まず「Galaxy Tab 7.7」は、その名前のとおりに「Super AMOLED Plusタイプの7.7型ディスプレー(800×1280ドット)を採用する。7型液晶の従来機「GALAXY Tab」からの進化は著しく、プロセッサーは1.4GHz動作のデュアルコア。本体サイズは133×196.7×7.89mmという薄さでありながら(Sleek Designと名づけられている)、バッテリー容量は従来機の4000mAhに対し、5100mAhと増量している。
下り最大21MbpsのHSPA+に対応し、OSはAndroid 3.2(Honeycomb)。Honeycombタブレットながら、サムスン独自UIの「TouchWiz UX」を搭載する。
ペンでも操作できる5.3型の大型スマートフォン?
「GALAXY Note」
もう一方の「GALAXY Note」は、同社が“new type of smartphone”と表現しているように、新たなジャンルのデバイスと言えるだろう。端末の操作についても、従来からのタッチ操作に加え、「S Pen」と名づけられたペン入力技術にも対応。メモや絵などを自由に端末に描き込んで保存することができる。S Penについては開発者向けにSDKもリリース予定で、ペン技術を用いたアプリの登場が期待できる。
GALAXY Noteの主要スペックとしては、ディスプレーは5.3型(800×1280ドット)で、こちらは「Super AMOLED」タイプ。CPUが1.4GHz動作のデュアルコアである点は、Galaxy Tab 7.7と共通。OSはAndroid 2.3(Gingerbread)。本体サイズは58.2×110×12.3mm/102.4g、バッテリー容量は1200mAh。
なお両製品とも日本での発売などは不明。また、以下のスペックはいずれもグローバルモデルのデータを参照しているので注意していただきたい。
Galaxy Tab 7.7 | GALAXY Tab | GALAXY Note | GALAXY S II | |
---|---|---|---|---|
ディスプレー | 7.7型SUPER AMOLED Plus |
7型液晶 | 5.3型SUPER AMOLED |
4.3型SUPER AMOLED Plus |
画面解像度 | 800×1280ドット | 600×1024ドット | 800×1280ドット | 480×800ドット |
サイズ | 133×196.7 ×7.89mm |
120×190 ×12.1mm |
58.2×110 ×12.3mm |
66.1×125.3 ×8.49mm |
重量 | 335g | 380g | 102.4g | 116g |
OS | Android 3.2 | Android 2.3 | Android 2.3 | Android 2.3 |
カメラ画素数 | リア3メガ /イン2メガ |
リア3.2メガ /イン1.3メガ |
リア8メガ /イン2メガ |
リア8メガ /イン2メガ |
バッテリー容量 | 5100mAh | 4000mAh | 1200mAh | 1650mAh |