携帯電話の外形サイズは、ユーザーにとって極めて重要な問題だ。部品技術や部品単価の問題で小さくできなかった頃は、何も考えずに目一杯頑張って小さく作りさえすればそれで良かった。しかし、技術革新や部品の大量生産が進み、幾らでも小さく薄く作れるようになった現在では、商品企画する側の人間の感性やセンスが重要になってくる。
小さければ確かに携帯性能は向上するが、類人猿と戦っていた太古の時代から人間の視力や手のサイズは大きく変わっていない。全体サイズと重量、液晶サイズの関係は常に最大の課題なのだ。液晶は見やすく大きいに越したことはない、しかし全体サイズは手に収まる程度のコンパクトさと軽量さ、そしてバランスが常に必要だ。
誰もが認めるスマホのベストセラーであるiPhone 4は3.5型液晶(解像度960×640ドット)で実測138gだが、スマホ機能を200%活用しようとしてPDFを見たり、プレゼンの予習をしたり、パソコン画面用のウェブを閲覧したりすることが頻発すると、限界を感じて、同時にiPadサイズのタブレットを併用したくなる。まさにアップルの手中にはまってしまうのだ。
そして、カバーなどのアクセサリーを含むスマホとタブレットの携帯総重量は1kgに限りなく近づく。さりげなく2台のクライアントを見事に使い分けることで、“デキるビジネスマン”を装うことはできるが、当然のことながら面倒なことも多い。
そんな時に偶然見つけたのが、訴訟合戦でアップルとは犬猿の仲のサムスン電子が海外で発売開始した「GALAXY Note」という少し大判のスマホだった。ディスプレーは5.3型(800×1280ドット)の有機ELで視野角も広く見やすい。重量は実測179gの画期的な「史上最大クラスのスマホ」だ。これなら何とか2台のクライアントを1つに置き換えられるかもしれない。
単純な比較なら、画面サイズはiPhone 4の1.6倍あるにも関わらず重量は1.3倍だ。しかし大きく薄いモノは軽く感じるという人間の曖昧さからか、筆者の友人のほぼ全員がGALAXY Noteの方がiPhone 4より軽いと言い切った。サイズ的に最も近いのは文具好きの間では人気の高い“モレスキンノート”だがGALAXY Noteの方が、幅も厚さも、もっとスリムだ。そして、肝心のCPUは1.4GHz動作のデュアルコアを採用し、動作は俊敏、搭載バッテリーも2500mAhと大容量で安心だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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