IdeaCentre K330には、他のレノボマシンには搭載されていないプレインストールソフトも存在する。おなじみのソフトに加えて、ユーザーを助けてくれる便利なソフトについても見ていこう。
快適な利用をサポートするユーティリティー群
IdeaCentre K330にプレインストールされている内蔵ソフトには、レノボオリジナルのユーティリティーとサードパーティー製のアプリケーションがある。必要なものだけをきちんと提供するという姿勢が見える内蔵ソフト群を確認しておこう。
レノボオリジナルのユーティリティーは以下のとおり。
サードパーティー製のアプリケーションは以下のようなものがプリインストールされている。
- Power2Go BD
- PowerDVD9
- McAfee VirusScan Plus (60日間評価版)
- i-フィルター
- FileBackup
- 3D Vision
「Lenovo Dynamic Brightness System」はセンサーで周辺の光量を計測し、ディスプレーの明るさを調整するシステムだ。「Lenovo Eye Distance System」はディスプレーとユーザーまでの距離を認識し、近すぎるようなら警告を表示してくれる。この2つは、使い慣れるまでのサポートとして使うといいだろう。
「LVT」は各種機能へのショートカットアクセスを実現するランチャーツールだ。こうしたものが用意されていながら、標準では起動しないようになっているのは、中級者以上に好まれるレノボらしいところだろう。一度起動すると、次回以降自動起動するかどうかを訪ねてくれるので、好みに合わせて毎回自動起動させることもできる。
IdeaCentre K330ならではのツールは「Power Dial」だ。これは前々回で紹介したパワーコントロールスイッチと連動するツールで、CPUの利用状況やどのモードを利用しているのかを画面上で教えてくれるもの。丸いウィンドウ内の色はパワーコントロールスイッチ付近のイルミネーション色に対応している。タスクトレイに格納されている時もアイコン色が連動するから、イルミネーションをオフにしていても状況を把握しやすい。
これら以外にもマルチメディアアプリケーション、ウイルス対策、Webフィルタリングソフトと必要なものは一通り揃っている。使い始めるのに困らない装備だけを備えたすっきり構成だ。
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