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いまさらUSBメモリー活用術! 3.0か2.0か? 第1回

USB3.0メモリーはどれだけ速いのか!?

2011年06月28日 12時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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高速モデルはやっぱり高い?
USB 3.0メモリーのホントのところ

 ここ2年ほどでHDDは劇的に大容量化し、今では2TBが主流となっている。3TBのHDDも登場し、週末の秋葉原では1万円以下で販売されることも多い。メモリーやSSDも大容量製品が手頃な値段で売っている。こうして大容量化と反比例して低価格化が進む記憶媒体のひとつに、USBメモリーがある。

 最近は8GBのUSBメモリーがわずか1000円程度、32GBでも5000円前後で購入できるようになった。USBメモリーはPCのUSB端子に差すだけで、ファイルの保存や読み込みができるなどの手軽な操作性が魅力。本体もリップクリームほどの大きさなので、持ち運びでジャマになることもない。市販ソフトの提供メディアとして使われることも多くなり、ディスクメディアに取って代わりつつある。

※Amazon調べ

 しかし、ストレージが大容量化すれば、転送速度が問題になってくる。大量のデータや、動画ファイルといった大容量のデータを保存するときに時間がかかっていては使い勝手が悪い。

 そこで注目したいのが第二世代Core iシリーズの登場とともに、急激に搭載PCやマザーボードが増えているUSB 3.0である。転送速度の理論値はUSB 2.0の約10倍で625MB/秒(5Gbps)という高速性がウリだ。ただあくまでも理論値なので、実際にどの程度の転送速度が出るのかが気になるところだろう。

 今回は、代表的な4つのUSB 3.0メモリーを用意してUSB 3.0の転送速度を計測してみた。また、同じ製品をUSB 2.0端子に接続して、転送速度の差も調べている。USB 3.0メモリーの価格は、USB 2.0メモリーと較べると、全体的に5割増から倍近い値段のため、購入を躊躇しがち。購入の際の指標としても参考にしていただければ幸いである。

今回紹介する、代表的なメーカーのUSB3.0メモリー

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