Lenovo Ideaシリーズ大研究 第68回
一歩進んだウェブカメラの活用法をまとめて紹介
レノボが選んだ顔認証システム、「VeriFace 認識 4.0」
2011年05月21日 11時00分更新
「Lenovo G475」(436022J)レビュー第4回は、内蔵ウェブカメラを活用する2つのソフト「CyberLink YouCam」、「Lenovo VeriFace 認識 4.0」を紹介しよう。
標準搭載の30万画素ウェブカメラで楽しめる
ビデオチャットソフト「CyberLink YouCam」
「Lenovo G475」(436022J)のディスプレー上部には、有効画素数30万画素のカメラが埋め込まれている。基本的な利用イメージとしては「Skype」などの各種メッセージツールを利用しビデオチャットが第一に浮かぶ。さらに最近では、動画の投稿やブログで公開という用途も一般化してきた。そうした用途の撮影に向いているソフトが「CyberLink YouCam」なのだ(関連記事)。
これは「CyberLink YouCam 3」同等のもので、カメラをしっかり使って思い切り遊びたい人には魅力的なアプリケーションだ。気に入った方は、アバター作成機能などが追加された最新版「CyberLink YouCam 4」の購入を検討するといいだろう。
YouCamは、静止画と動画の両方が撮影でき、映像上に文字や絵を描き込んだりできる。さらに驚きや落ち込みといった感情の表現をしてくれるエフェクトやガジェットも面白い。ユーザーの顔位置を認識して、きちんと頭や顔の周りに表現オプションを付け加えてくれるため、使ってみると楽しい。
照明が暗い時などには自動的に明るさの補正するため、見やすく美しい動画が簡単に撮影できる。また、広く公開する映像用などで自分の顔を出したくない場合には、「アバター」機能を利用するといい。季節感のあるサンタクロース、かわいらしい犬やぬいぐるみなど標準で16種類が用意されており、気に入ったものを見つけられるはずだ。アバターは、話者のまばたきと口の開閉と連動してそのアニメーションを行なうため、意外と人が話している感覚がある。
撮影した画像や映像に書き込みなどを加えたファイルは、YouTubeやFacebookへのアップロード、メール添付などがYouCam内から簡単に行なえる。
また、カメラ機能を使うものではないが、YouCamの面白い機能がデスクトップの録画機能だ。操作風景を録画して説明プレゼンテーション用や利用方法解説用動画を作るのも簡単で、絵の描き方やソフトの操作方法など自分のノウハウを動画にして公開しても楽しいだろう。
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