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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第56回

災害時の情報収集や情報伝達にITを活用する技

2011年03月15日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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ネットから義援金を送る

 被災地を支援するなら、義援金の送付も役立つ支援だ。わずかな寄付金でも、多くの人が集まれば大きな力になる。送金やクレジットカード払いだけでなく、ウェブサービスごとのポイントを利用できるところもある。最初はわずかな金額でもいいので、寄付にチャレンジしてみよう。

@nifty Web募金
オリジナル壁紙を購入することで募金できる。額面は525~1万500円
Yahoo!ボランティア 緊急災害募金
壁紙の購入もしくはYahoo!ポイントで募金する
goo募金
壁紙の購入で募金する
T-SITE
「Tポイント」を寄付する
JustGiving Japan 堀江貴文 東北地方太平洋沖地震の救済支援!
ホリエモンの「チームたかぽん」による寄付金募集
グルーポン
寄付金と同額を上乗せしてグルーポンが寄付する(マッチング・ギフト)
はてな義援金窓口
「id:hatenacontrib2」宛てに「はてなポイント」を送付。手数料も上乗せして寄付できる
ぐるなび緊急災害募金サイト
ポイント支払いまたはクレジットカードで募金
mixi
支援ミクコレはmixiモバイルからアクセス。50円もしくは100円から選べて、mixiがマッチング・ギフトする。mixiアプリでの義援金は、「まちつく!」などのコンテンツで対象アイテムを購入することで寄付できる
GREE
オリジナルアバターを購入することで募金する
DeNA モバゲー
特設コーナーでモバコインを利用したり、専用アバターを購入することで募金する
アメーバピグ
おでかけエリアの中から「地震情報交換広場」エリアを選択して、設置されているアイテム販売機で募金対象アイテムを購入する
ニコニコ動画
「【ニコニコ募金】東北地方太平洋沖地震 支援メッセージ動画」を広告するポイント分を寄付できる
ニコニコ直販
100円一口で募金を購入する

世界中から支援の手が差し伸べられている

 世界中の新聞やニュースサイトでも、今回の災害が大きく扱われている。日本の耐震技術の高さや略奪がほとんど起きない冷静さなどが賞賛されているのは、日本人として誇らしい。また報道で伝えられているように、各国から支援の申し出が届いているのもうれしい。個人レベルでも、さまざまな画像投稿サイトやブログなどで「Pray for Japan」と書かれた日本を励ます画像が多数投稿されている。胸の熱くなる作品も多い。

「pray for japan」をGoogle画像検索で検索した結果

 また「Evernote」では、日本のEvernoteユーザーのすべてを1ヵ月間無料でプレミアムにアップグレードすることをブログで発表した。さらに、すでにプレミアム会員になっているユーザーの料金分は、100%日本の災害支援に寄付するという。Evernoteに情報を集約し、救援や復興に役立ててほしいとの考えからだ。

 東北地方太平洋沖地震の被害はどこまで広まるか予測できないし、傷が癒えるまでには長い時間とたくさんの人の努力が必要になる。今後も、情報の収集と伝達、被災地の支援などにITを活用していただきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスパソコンテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)、「Linkedln人脈活用術」(東洋経済新報社、共著)。


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