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International CES 2011レポート 第9回

日本未発表製品も多数! Sandy Bridge搭載ノート&AIO

2011年01月09日 11時03分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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富士通のULV Core i3モデルをインテルブースで発見

インテルブースにあった、モバイルノートサイズの富士通製ノート

インテルブースにあった、モバイルノートサイズの富士通製ノート。ULVタイプの第2世代Core i3を搭載するという

 インテルブースにさりげなく置かれていたため、思わず見落としかけていたが、富士通製の第2世代Core iシリーズ搭載のモバイルノートも出展されていた。外見からすると、スクロールパッドが付いた13インチクラスの「LIFEBOOK SH」シリーズに見える。

 仕様の詳細は不明だが、CPUには「ULVの第2世代Core i3を搭載する」という。6日に発表された第2世代Core iシリーズのラインナップの中には、ULVのCore i3という製品は存在していない。未発表のCPUを積んでいるのか、それとも聞き間違いか。いずれにしても、富士通からモバイルノートタイプの第2世代Core iシリーズ搭載機が出る、というのは確かなようだ。

台湾勢は大量の製品をラインナップ!

 もともとCESでの日本メーカーのパソコンは、VAIO以外はあまり存在感がないのが恒例である。それに対して、台湾のパソコンメーカー、ASUSTeK ComputerとMSIは、大量の第2世代Core iシリーズ搭載機を出展している。特に目立つのがMSIで、AIOや大型ノートを広くラインナップしている。

Wind Top AE2410

MSIのAIO「Wind Top AE2410」。23.6型のマルチタッチディスプレーと、ノート向けのCore i7-2630QM、GeForce GT 540Mなどを搭載する上位機種

Wind Top AE2210

AIOの中でも中位機の「Wind Top AE2210」。21.5型マルチタッチディスプレーを搭載。CPUにはデスクトップ向けの低電圧版「Core i5-2500S」を採用

GT780

ゲーミングノートの「GT780」。フルHDディスプレー、ビデオメモリー1.5GBのGeForce GTX 500Mシリーズを搭載というハイエンドモデル

GT680

同じく第2世代Core iシリーズ搭載のゲーミングノート「GT680」。こちらのGPUにGeForce GTX 460Mを搭載

FR720

第2世代Core iシリーズ搭載の大型ノート「FR720」

FX420

「FX420」はゲーミングノートほど高性能指向ではないが、GPUに最新のRadeon HD 6470Mを搭載する


 ASUSTeKは特にノートのラインナップが幅広く充実している。3D対応のゲーミングノートや大型AVノートのほか、ボディーの天板やパームレストに天然の竹素材を使ったノートなど、バラエティ豊かなラインナップとなっている。

パームレストと天板に竹素材を使った大型ノート「U53 Bamboo Collection」。ディスプレーは15.6インチ。第2世代Core iシリーズに加えて、GPUにGeForce GT 520Mを搭載

VX7

ランボルギーニデザインの15.6インチ大型ノート「VX7」。Core i7-2630QMとGeForce GTX 460Mを搭載するゲーミングノートでもある

N53

スタイリッシュなAVノート「N53」。第2世代Core iシリーズとGeForce GT 540Mを搭載

G73 SW 3D

17.3インチで3D表示対応ディスプレーを備えるゲーミングノート「G73 SW 3D」。Core i7-2630QMとGeForce GTX 460Mを搭載

K43

14インチディスプレー搭載の「K43」。GeForce GT 520Mまたは540Mを内蔵する。天板のカラーバリエーションは7色

ET2400IGTS

低電圧版のCore i5-2400Sを搭載するAIO「ET2400IGTS」

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