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3D対応HDMI入力採用モデル追加の24型ボードPC「VAIO L」

2011年06月07日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソニーは、24型液晶搭載の一体型デスクトップ「VAIO L」シリーズ2011年夏モデルを発表した。CPUとカラーリングの違いによる5製品が用意され、最上位機種はインテル Core i7-2630QM プロセッサー(2.0GHz)を搭載する「VPCL229FJ/B」(ブラック)および「VPCL227FJ/W」(ホワイト)。次いでインテル Core i5-2410M プロセッサー(2.30GHz)採用の「VPCL225FJ/WI・BI」(ホワイト/ブラック)および「VPCL224FJ/WI」(ホワイト)がラインナップされる。

 価格はすべてオープンプライス。店頭想定価格は、最上位モデルのVPCL229FJ/Bが約25万円、VPCL227FJ/Wが約22万円、VPCL225FJ/WI・BIがそれぞれ約19万円、VPCL224FJ/WIが約17万円。発売予定は、VPCL229FJ/Bが7月16日で、他モデルは6月11日予定。

VPCL229FJ/B

 VPCL229FJ/Bの仕様は、CPUがインテル Core i7-2630QM プロセッサー(2.0GHz)で、チップセットがインテル HM65 Express。メモリーが8GB(最大8GB)で、HDDが約2TB。光学ドライブはBlu-ray Discドライブとなっている。

「VPCL229FJ/B」(ブラック)。3Dメガネも付属する

 またディスプレーとして、3D対応/最大解像度1920×1080ドットの24型ワイド液晶(LEDバックライト、VAIOディスプレイプラス)を搭載しており、タッチパネル機能もサポートしている。グラフィックス機能はNVIDIA GeForce GT 540M(1GB)だ。

 3D表示については、フレームシーケンシャル方式を採用することでフルHD画像による3D表現を実現した。またバックライトコントロールにより、左右の映像が混ざったように表示される「クロストーク」の低減も図られている。

 TV機能としては、地上/BS/110度CSデジタル対応ダブルチューナーを内蔵。ソニー独自のテレビ視聴/録画ソフト「Giga Pocket Digital」がバージョン3となり、サイドバイサイド(Side by Side)方式の3D番組表示、情報ウィンドウ表示、DTCP-IPサーバーなどの機能を利用できるようになった。電源オフの状態から、約5秒で起動して即座に地デジ番組を視聴できる「スグつくTV」も用意されている。

 ネットワーク機能は、1000BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0+HS。インターフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×3、IEEE1394(i.LINK)。さらに、3D表示対応のHDMI出力およびHDMI入力を採用しており、PS3に接続して3Dゲームを表示することが可能だ。 このほか、有効画素数30万画素のHDウェブカメラ、メモリースティック デュオ/SD対応メモリーカードスロットを内蔵している。

 サイズは、最少傾斜時が幅約608×高さ429×奥行き168mm、最大傾斜時が幅約608×高さ439×奥行き187mm。重量は約12kg。OSはWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。

VPCL227FJ/W

 VPCL227FJ/Wの主な仕様は、VPCL229FJ/Bとほぼ同様で、メモリーが4GB(最大8GB)となっている。ディスプレーとしては、最大解像度1920×1080ドットの24型ワイド液晶(LEDバックライト、VAIOディスプレイプラス)を搭載しており、タッチパネル機能を利用できる。また、グラフィックス機能はNVIDIA GeForce GT 315M(512MB)を採用している。重量は約11.7kgだ。

「VPCL227FJ/W」(ホワイト)

VPCL225FJ/WI・BIVPCL224FJ/WI

 VPCL225FJ/WI・BIの仕様は、インテル Core i5-2410M プロセッサー(2.30GHz)、4GB(最大8GB)メモリー、容量約2TBのHDD、Blu-ray Discドライブ。グラフィックス機能は、グラフィックス機能はインテル HD グラフィックスとなっている。

「VPCL225FJ/WI・BI」(ホワイト/ブラック)

 このほか、3D関連機能/タッチパネル機能を搭載していない点以外は、VPCL229FJ/Bと同様の仕様だ。VPCL224FJ/WIは、VPCL225FJ/WI・BIからTV機能を省略したスペックとなっている。

「VPCL224FJ/WI」(ホワイト)

VAIO・OWNER・MADEモデル

 またソニーストアでは、CTO可能なVAIO・OWNER・MADEモデルとして、「VPCL22AJ」を6月11日から発売する予定。直販価格は10万9800円から。

 VPCL22AJでは、CPUとしてインテル Core i7-2820QM(2.30GHz)/2720QM(2.20GHz)/2630QM(2.0GHz)、Core i5-2410M(2.30GHz)、Core i3-2310M(2.10GHz)を選択可能。またストレージとして容量3TBのHDDを指定できる。OSとしては、Windows 7 Ultimate(SP1)/Home Premium SP1を選択可能(いずれも64bit)。

 このほか、ブラック/ホワイトモデルに加えて、限定カラーバリエーションとしてピンク、パープル、ブルー、グリーンの計4色のカラーフレームが用意される。価格はそれぞれ2000円。一体型デスクトップ初の刻印サービスも開始する。

ブラック/ホワイトモデル以外にも、限定カラーバリエーションとしてピンク、パープル、ブルー、グリーンのカラーフレームを用意


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