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ソニー、2011年春モデルのVAIOシリーズを発表

2011年01月12日 10時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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VAIO Eシリーズ

VAIO EB

VAIO Eシリーズの15.5型モデル「VAIO EB」。写真のカラーはホワイト

VAIO EA

同じくEシリーズの14型モデル「VAIO EA」。写真のカラーはVOMモデルの「ブルー」

 スタンダードな大型ノート「VAIO E」シリーズは、インテルCPU搭載で15.5型ディスプレー搭載の「EA」シリーズ、インテルCPU搭載で14型ディスプレー搭載の「EB」シリーズ、AMD CPU搭載で15.5型ディスプレー搭載の「EE」シリーズの3シリーズがラインナップされている。いずれの新製品も、2010年冬モデルと比べて、CPU性能が若干強化されている。

 EBシリーズの場合、上位モデルのCPUがCore i5-480M(2.66GHz)に、EAシリーズはPentium P6200(2.13GHz)へと、それぞれワンランク強化された。EEシリーズは価格を重視して、従来のPhenom II X3 P840(1.9GHz)からAthlon II X2 P360(2.3GHz)へとコア数ではパワーダウンされたが、予想実売価格で1万円ほど値下がりしている。また、EB/EEシリーズにはLEDバックライトの液晶ディスプレーを採用する製品が追加され、ディスプレーの表示品質が向上している。

VAIO EE

15.5型でAMD CPU搭載の低価格モデル「VAIO EE」。写真のカラーはブラック

 OSには全機種とも、Windows 7 Home Premium 64bit版を採用。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。店頭販売モデルの主なラインナップと予想実売価格は以下のとおり。発売予定日は1月22日。

VAIO Eシリーズのラインアップ
製品名 ディスプレー CPU BD/DVD 予想実売価格
VPCEB49FJ 15.5型 1366×768 Core i5-480M 2.66GHz BD 約16万円
VPCEB48FJ Core i3-380M 2.66GHz DVD 約14万円
VPCEE47FJ Athlon II X2 P360 2.3GHz 約10万円
VPCEA45FJ 14型 1366×768 Pentium P6200 2.13GHz 約11万円

VAIO Fシリーズ

VAIO F

VAIO F「VPCF148FJ/B」

 大型AVノートの「VAIO F」シリーズは、CPU性能が若干強化された新製品が登場した。16.4型/フルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレーに加えて、ダブル地デジチューナーと圧縮録画が可能なダブルAVCトランスコーダーを内蔵するという特徴は、従来機種から継承している。

 Core i5シリーズをCPUに採用する「VPCF148FJ/B」は、CPUにワンランク上のCore i5-480M(2.66GHz)を搭載。Adobe RGBカバー率100%の広色域液晶パネルを採用する上位機種「VPCF149FJ/BI」は、CPUは据え置きでHDD容量のみが640GBに強化された。VOMモデルも選択可能なCPUにCore i5-480Mが加わるなど、小幅な変更となっている。

 店頭販売モデルのOSは、Windows 7 Home Premium 64bit版を採用。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。主な仕様と予想実売価格は以下のとおり。発売予定日は1月22日。

VAIO Fシリーズのラインアップ
製品名 CPU BD/DVD テレビ 予想実売価格
VPCF149FJ/BI Core i7-740QM 1.73GHz BD 地デジ×2 約23万円
VPCF148FJ/B Core i5-480M 2.66GHz 約18万円

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