VAIO Eシリーズ
スタンダードな大型ノート「VAIO E」シリーズは、インテルCPU搭載で15.5型ディスプレー搭載の「EA」シリーズ、インテルCPU搭載で14型ディスプレー搭載の「EB」シリーズ、AMD CPU搭載で15.5型ディスプレー搭載の「EE」シリーズの3シリーズがラインナップされている。いずれの新製品も、2010年冬モデルと比べて、CPU性能が若干強化されている。
EBシリーズの場合、上位モデルのCPUがCore i5-480M(2.66GHz)に、EAシリーズはPentium P6200(2.13GHz)へと、それぞれワンランク強化された。EEシリーズは価格を重視して、従来のPhenom II X3 P840(1.9GHz)からAthlon II X2 P360(2.3GHz)へとコア数ではパワーダウンされたが、予想実売価格で1万円ほど値下がりしている。また、EB/EEシリーズにはLEDバックライトの液晶ディスプレーを採用する製品が追加され、ディスプレーの表示品質が向上している。
OSには全機種とも、Windows 7 Home Premium 64bit版を採用。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。店頭販売モデルの主なラインナップと予想実売価格は以下のとおり。発売予定日は1月22日。
VAIO Eシリーズのラインアップ | ||||
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製品名 | ディスプレー | CPU | BD/DVD | 予想実売価格 |
VPCEB49FJ | 15.5型 1366×768 | Core i5-480M 2.66GHz | BD | 約16万円 |
VPCEB48FJ | Core i3-380M 2.66GHz | DVD | 約14万円 | |
VPCEE47FJ | Athlon II X2 P360 2.3GHz | 約10万円 | ||
VPCEA45FJ | 14型 1366×768 | Pentium P6200 2.13GHz | 約11万円 |
VAIO Fシリーズ
大型AVノートの「VAIO F」シリーズは、CPU性能が若干強化された新製品が登場した。16.4型/フルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレーに加えて、ダブル地デジチューナーと圧縮録画が可能なダブルAVCトランスコーダーを内蔵するという特徴は、従来機種から継承している。
Core i5シリーズをCPUに採用する「VPCF148FJ/B」は、CPUにワンランク上のCore i5-480M(2.66GHz)を搭載。Adobe RGBカバー率100%の広色域液晶パネルを採用する上位機種「VPCF149FJ/BI」は、CPUは据え置きでHDD容量のみが640GBに強化された。VOMモデルも選択可能なCPUにCore i5-480Mが加わるなど、小幅な変更となっている。
店頭販売モデルのOSは、Windows 7 Home Premium 64bit版を採用。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。主な仕様と予想実売価格は以下のとおり。発売予定日は1月22日。
VAIO Fシリーズのラインアップ | ||||
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製品名 | CPU | BD/DVD | テレビ | 予想実売価格 |
VPCF149FJ/BI | Core i7-740QM 1.73GHz | BD | 地デジ×2 | 約23万円 |
VPCF148FJ/B | Core i5-480M 2.66GHz | 約18万円 |