周辺機器接続用ポート、通信機能が充実
USB2.0端子2つと、eSATA/USBコンボポートひとつを搭載。eSATAは大容量データでもUSB 2.0よりも高速にデータ転送できるという新しい規格で、外付けHDDなど大容量データをやり取りする周辺機器との接続に適している。今後eSATA接続の周辺機器が増えても十分対応できるというわけだ。
このほか、大型TVに接続しYouTubeなどの高画質動画を大画面で楽しめるHDMI端子×1、アナログディスプレーを接続できるアナログRGB端子×1を備えている。またDVI端子を装備している液晶ディスプレーを接続する場合には、オプションの変換アダプターをHDMI端子に差すことで対応できる(外部ディスプレー接続時の解像度は最大で2048×1536ドットまで)。
SD、xD-Pictureカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する5in1メディア・カード・リーダーも内蔵しており、デジタルカメラで撮影した画像を大きな画面で楽しむこともできる。DVDやBlu-rayメディアを視聴したい場合のみ、USB接続の外付け光学式ドライブを接続するといいだろう。
ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n対応の無線LAN機能と、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応の有線LAN機能に加えており、Bluetooth 2.1+EDRも搭載している。さらにWiMAX対応により、室外においても高速な通信を利用できる点がありがたい。
「IdeaPad U160」のここに注目
「IdeaPad U160」は、最大4GB搭載可能なメインメモリーやHDD容量の500GBというスペック、6セルのリチウムイオンバッテリーによる最大約7時間の駆動時間と、モバイルノートとしての実用性の高さを誇る。
また、11.6型液晶、幅290×奥行き193×高さ25.3〜33.5mmという小型サイズ、赤を基調とする美しいデザインも見逃せない。メタルレッドの上にスクエアパターンの模様が描かれた天板、底面の放熱用の穴もデザインの一部として配置し、美しさと実用性を追求したこだわりには、男性女性を問わず魅了されるだろう。
主なインターフェースも、HDMI端子×1、USB 2.0端子×2、eSATA/USBコンボポート×1と充実しており、SDやメモリースティックなどに対応する5in1メディア・カード・リーダーも搭載している。通信機能としては、無線および有線LAN機能/Bluetooth/WiMAXを利用でき、美しさと実用性を備えたモバイル機を求めるユーザーはぜひ検討をお勧めしたい。
※レーダーチャートは、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果および、競合機種の原稿執筆時点での平均スペックなどを基準に編集部で独自に作成したものです。製品の特徴をつかむためにご活用ください。
IdeaPad U160(08948SJ)の主な仕様 | |
---|---|
CPU(クロック周波数) | インテル Pentium Dual Core プロセッサー U5400(1.20GHz) |
チップセット | モバイル インテル HM55 Express |
メインメモリー(最大) | 3GB(最大4GB) |
メモリースロット(空き) | 2(0)/PC3-8500 DDR3 SDRAM |
HDD容量 | 500GB(2.5インチ/回転速度5400rpm) |
光学式ドライブ | —— |
ビデオチップ | チップセット内蔵(モバイル インテル HDグラフィックス) |
ビデオメモリー | 最大1.7GB(メインメモリーと共有) |
ディスプレー | 11.6型ワイドHD液晶(LEDバックライト、光沢) |
解像度 | 1366×768ドット |
通信機能 | 1000BASE-T、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR |
インターフェース | USB 2.0×2、eSATA/USBコンボ×1、HDMI×1、アナログRGB出力、130万画素Webカメラほか |
カードスロット | 5in1メディア・カード・リーダー |
セキュリティ機能 | セキュリティー・キーホール、HDDパスワード、アドミニストレーター・パスワード、パワーオン・パスワード |
サイズ | 幅290×奥行き193×高さ25.3〜33.5mm |
重量 | 約1.4kg |
バッテリー駆動時間 | 約7時間 |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit 正規版 |
オフィス | ×:「Microsoft Office Personal 2010」搭載モデルを別途用意 |
保証期間 | 1年間 |
価格 | オープンプライス |
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