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iPad徹底活用レシピ 第13回

iPadをDLNAクライアントとして活用する

2010年11月01日 21時00分更新

文● 柳谷智宣

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DLNA対応アプリでiPadからNASに接続する

 iPadからNASに接続するには、DLNAクライアントアプリが必要になる。DLNAクライアントアプリのオススメは、無料の「Media Link Player Lite for iPad」だ。DLNA v1.5をサポートしており、各種メディアサーバーにアクセスできる。もちろん、「LS-QL/R5」シリーズも即座に認識した。

Media Link Player Lite for iPad
作者 アルファシステムズ 価格無料
ファイル容量1.5MB カテゴリエンターテインメント
対応デバイスiPad互換 対応OSiOS 3.2以降
Media Link Player Lite
作者 アルファシステムズ 価格無料
ファイル容量2.4MB カテゴリエンターテインメント
対応デバイスiPhone/iPod touch
およびiPad互換
対応OSiOS 2.0以降

 動画がMP4、音楽はAACもしくはMP3、画像はJPEGと再生できるファイル形式は少なめなので、あらかじめ変換してから、NASに保存しておく。

 アプリを起動すると、ネットワーク内のDLNAサーバーが表示される。NASを選んだ後は、カテゴリーやフォルダーを選んでいき、ファイルをタップすれば再生・表示が始まる。検索機能やソート機能がないが、NASに保存する際にきちんと整理しておけば問題なし。操作に迷うことはなく、動作も高速で快適に利用できる。大きなサイズの動画を表示しているときなど、アプリが強制終了してしまうことがある。しかし、iPad用DLNAアプリが登場し始めた頃よりそういった頻度はずいぶん減り、我慢できるレベルになった。

起動画面からサーバーを選択する

「ビデオ」「ミュージック」「ピクチャー」から目的のカテゴリーをタップする

目的のフォルダーを開く

「再生できない可能性があります」と表示されているが、無視してタップする

動画を再生できた。音量などの操作パネルは、数秒で消える

サムネイル表示やスライドショーも可能

写真はフォルダーのほか、日付やタグでも分類される

音楽はアルバム、アーティスト、ジャンル、プレイリストなどから選べる

(次ページへ続く)

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