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「居心地良さ」は自分たちで作る

ノルウェイの森を抜けると、そこはOperaでした!

2010年10月27日 09時00分更新

文● 遠竹智寿子

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ノルウェー・Opera Softwareの訪問レポート。第3回目は、オスロの本社オフィスに潜入する。北欧の地をベースにするグローバル企業・Operaの企業カルチャーに迫っていく。

訪れた10月のノルウェーは秋の趣が増し、ヨーロッパらしさを満喫できるシーズン

まるで迷路のような社内

 様々なデバイス向けにブラウザーを開発するOpera Softwareは、1994年、ノルウェーの最大手の通信会社Telenorの研究プロジェクトとしてスタートした。

 本社オフィスは、オスロの中心地からトラム(路面電車)で15分ほどの場所にある。レンガ造りのビルの横には大きな川が流れ、豊かな公園が隣接する自然の中のオフィスだ。そしてこの時期はとても色鮮やかな紅葉黄葉に包まれる。周辺の景色はまさに絵画で観るヨーロッパの風景そのものだった。

本社オフィスのある周辺は、かつて町工場などが多かったエリアだそうだ

本社入り口。このビルの上階の4フロア分がOperaのオフィスになっている。数年前に移ってきた頃には1フロアだったが、社員数も増え拡張していったのだという

宿泊したホテル(バスルームでは寝ませんでしたけど…)からオフィスまで、こんな景色の中を歩いて10分程の距離だった。可愛い小鳥が飛んでいる「ノルウェイの森」を抜けると、そこはOperaなのでした

 Operaのオフィスは、まるで迷路のような作りになっている。案内人がいないと、いったい自分がどのフロアのどこにいるのか全く分からなくなるほどだ。まるで深い「森」に迷い込んだような気分になる。

 Operaのコーポレートカラーである「赤と白を」基本にしたデザインがベースになっており、北欧らしい照明や木材を取り入れたオシャレな廊下があちらこちらへと伸びている。写真でその様子を紹介していこう。

エレベーターを降りて、このドアの先に受付がある

Opera本社受付

世界各国の時計が掛けられている

フロアの一角にはこうしたお菓子が置かれている

配色の基本はOperaカラーの赤と白

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