ニコン「D3100」を購入してから数週間が経った。ボディとキットレンズの軽さが気に入っていて、結構持ち歩く機会が多い。これからの紅葉の季節が待ち遠しい限りである。
さて、本連載の第1回目でファーストインプレッションをお届けしたが、D3100がどのような傾向を持ったカメラなのかがだんだん分かってきた。そこで今回は感度別やピクチャーコントロールの違いによる色調の変化、ノイズ低減などの設定の違いなどをチェックしてみた。
コントラスト、彩度がやや高め?
ピクチャーコントロール
D3100のピクチャーコントロールの「スタンダード」設定はコンシューマーに好まれるような彩度でコントラストも高めの設定のようだ。オートホワイトバランスが明らかに記憶色を重視しているようなので、撮影シーンによっては光源の色味を残しすぎる印象を持つこともあった。
ピクチャーコントロールの撮影サンプル
スタンダードでもコントラスト、彩度ともに高いと思う。「ニュートラル」でも十分な彩度とコントラストを持っているように感じた。個人的な好みとしてはもう少し彩度は下げ気味にしてコントラストも低めにしたいところである。
ニュートラルや「ポートレート」から彩度を上げていくか、それともスタンダードのまま彩度を少し下げるか、今後調整して自分の好みのセッティングを出せればと思っている。

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