2006年に登場したニコンのデジタル一眼入門機「D40」は、低価格(レンズキットで約6万円)ながら画質も高い評価を受け、大ヒットした機種である。それから約3年、同社最新の入門機となる「D3000」が発売された。
D3000の最大の特徴は、初心者向けの機能として「ガイドモード」が撮影モードの中に用意された点だ。このモードは撮影に関することだけでなく、カメラの機能全般を背面モニターに出てくるガイドに従って操作すればいいという、まさにデジタル一眼レフカメラが初めてという人にはお勧めの機能である。
ガイドに従うだけでキレイな写真が撮れる
従来のシーンモードでは、初心者には意味がわからない部分があったのかもしれない。そこで、さらに噛み砕いた説明文を表示してくれるのがガイドモードである。カメラに熟知していく過程のファーストステップの位置がさらに低くなったと言える。写真に不慣れな初心者ユーザーを育てる機能だ。
