アクティブ-Dライティングは
「ON」イコール「オート」
「アクティブ-Dライティング」の設定はONかOFFでしか設定できない。付属のPC用ビューアソフト「ViewNX2」の撮影情報には「オート」の表示がでているので、ONにすることで撮影されたシーンに合わせて自動的に調整されるようである。基本的にはONのままでも問題はないようだ。
アクティブD-ライティングの撮影サンプル
超広角レンズを使うなら便利
自動ゆがみ補正
「自動ゆがみ補正」は広角レンズであればたる型、望遠レンズであれば糸巻き型の光学的歪みを補正する機能で、ONの状態にしておくと若干画角が狭くなる。しかし、よほど超広角のレンズでもない限りは目立った画像の歪みは出ない。
自動ゆがみ補正の撮影サンプル
レンズキット付属の「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」の広角端18mmでほんの少し歪みが出ている。そこで自動ゆがみ補正を「ON」にしてみると、建物の直線部分に出ていた歪みが何となく補正されている……かな? というレベル。
手持ちの「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」の12mmでも、ほぼ同様の結果だったので、よほど歪みの出るレンズでないとハッキリと目に見える効果はないかもしれない。ただし意外と古いレンズなどで使用すると効果を得られるのかもしれないので今後試してみるつもりである。
普段はOFFでもかまわないが、歪みがどうしても気になるユーザーはONでもいいかなという程度である。
トータルで見ると、基本的にすべての設定をOFFにしておいてもそれほど失敗することはなさそう。「高感度ノイズ低減」にしても、ISO 800以上では弱めに機能が働いている。本当に初心者に優しいデジタル一眼レフである。
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