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監視状況をグラフィカルに表示

NTTデータ、オープンソースの管理ソフト「Hinemos」新版

2010年10月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月30日、NTTデータは、オープンソースの統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」(ヒネモス)の機能強化を図った新バージョン「Hinemos Ver.3.2」を発表。同日より公開した。

ノードマップオプション画面

 新バージョンでは、監視状況をグラフィカルに表示するモジュール「ノードマップオプション」に対応。障害が発生したサーバーの設置場所などを直感的に把握でき、速やかな障害対応ができるとしている。

 また、プライベートクラウド環境への適用を見据え、監視対象のサーバー台数キャパシティをVer3.1に比べ拡大。Ver.3.1比で約3~6倍(環境や設定内容により異なる)のサーバーを1台のHinemosマネージャサーバーで管理可能とした。

 さらに、Hinemosマネージャの最低必要メモリ容量を1GBに削減(Ver.3.1では2GB)。これにより仮想環境上でのHinemosマネージャ利用時のリソース消費量を抑制し、物理メモリを有効に利用できるという。

 HinemosのライセンスはGPLで、HinemosプロジェクトのWebページからダウンロードして、無料で使用できる。ノードマップオプションなどの追加モジュールはHinemosパートナー各社より提供され、提供形態や価格は各社により異なる。

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